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村上春樹風に今日の愚痴を語るスレ
1 名前: はるき 投稿日: 02/03/21 19:56 ID:VrAPx16Y
やれやれ、妹のボーイフレンドがうちに来ているが
彼は緊張してめがねを触り、だされたダイキリを
一息に飲んだ。作られたような会話の盛り上がりの
合間には蛇のような沈黙が流れる。
そんな「作られた盛り上がり」を聞いてるだけで
僕はどっと疲れて部屋を出た。


2 名前: 村上龍 投稿日: 02/03/21 20:01 ID:XzRZHyF.
僕は紺のジャケットに気持ちのよいブルーの靴を履き、
(僕は気持ちのよいブルーの靴が好きなのだ)
エアロ・スミスを口ずさみながら、買い物に出かけた。
僕の気持ちを踏みにじるかのように外は1996年の嵐だった。
やれやれ。


3 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:01 ID:???
娘のボーイフレンドにダイキリを出す家庭カコイイ。


4 名前: 愚痴を言わずにカキコ 投稿日: 02/03/21 20:02 ID:???
     


5 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:10 ID:O5oJvvrw
お、いいスレがたってる!!
なかなか感じが出てるねえ…
よし、僕も。

僕は冬の服をクリーニングに出しに言った。
陽気なクリーニングやの店員は赤いエプロンをして
ラジオから流れるユーロ・ビートにあわせて体をゆすっていた。
彼はチラッと僕を見て陽気にいらっしゃいませといった。
彼はきっと夜はおはぎなんかを食べるのだろう。
僕はおはぎが嫌いなのだ。
家に帰るとやはりおはぎがたくさんあった。やれやれ


6 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:25 ID:JFJ.VrPU
11時に目が覚めた。
スパゲティをゆでながら、よく冷えたビールを飲んだ。
キーンと耳の奥が心地よく痛み、僕はスパゲティに合うソースと、
今日の予定について考えた。
図書館へ行って本を返し、桜でも見ようか・・・。
どうでもいいことだけれど、満開の桜の木の下に立つと、人は
誰でもバカに見える。

・・・あっ、途中から糸井重里になっちった。


7 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:28 ID:84qZnKyI
春樹ストじゃないけどやってみよーー

朝、遅く目がさめたら今日がお彼岸だと気づいた。
私は黒い薄手のセーターとカーキ色のズボンを履き祖母の墓へ行った。
風は強く髪の毛が顔に絡みついたけれどもそれを気にしなかった。
帰りにリンゴジュースを買って飲みながら車で帰った。
そしてFMラジオを聞きながらタバコを吸って、夕食にスバゲティー・ミートソースを作った。

むずかすぃ。春樹をそんなに読んでないからか?


8 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:32 ID:Fzu7iylg
休みの日に仕事をするのは無能の証拠だと、僕は昔からずっと考えていた。
しかし、僕は働けばならないのだ---僕が好むにせよ好まざるにせよ---、それが僕の生活なのだ。

僕はただ紙に一定の文字を書き写す作業に集中しつづけた。
そしてしかるべき人と会って、しかるべき話をした。
やっとのことで家に帰ったが、僕はひどく疲れていた。そしてひどく混乱していた。


9 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:34 ID:???
今日の春樹大賞は>>8で。


10 名前: いわし 投稿日: 02/03/21 20:36 ID:???
タクシーの運転手は唐突に話し掛けてきた。
僕は徹夜明けで疲れていて、夢の中で富士山の上でボートを
漕いでいたところだったので彼が何を言っているか理解するまで
時間がかかった。
時間を飲む?彼は確かにそういった。僕が考えているとまたタクシーの
運転手は話しだした。
「お客さんは時間を飲んだことがありますか?」
「いや、ないな。無駄に時間を使ったという意味ならあるけど。」
バックミラーを覗き込みながらタクシーの運転手は笑った。
それは笑うというより、膨らましすぎて破裂してしまった瞬間の
風船のようなしわくちゃに歪んだビニールのようだった。
「お客さんは時間飲んでそうな感じの顔だけどな。本当にないんですか?」
僕は少し腹が立ってきた。なぜ疲れて寝ているのにこんなに訳のわからない
会話に付き合わなければならないのだ。
「時間は飲んだことがない。そしてあなたが言っている時間を飲む・・」
「お客さん、お客さん!つきましたよ!」

はっと目を開くと僕のアパートの前にタクシーは止まっていた。
僕は夢を見ていたのだ。やれやれ。


11 名前: 8 投稿日: 02/03/21 20:40 ID:Fzu7iylg
>9

さんくす。今ちょっと「遠い太鼓」を見ながら作ってみた。
っていうかみんな文体もちゃんと真似しなよ。キーワードは結構使ってるけど、文体が似てないよ。


12 名前: :おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:45 ID:???
>>11
客観的に見て、そこまで言えるほどのものじゃないてば。


13 名前: 8 投稿日: 02/03/21 20:47 ID:Fzu7iylg
>12

そんなこたあわかってます。酔って遊んでるだけだもの。
ただ文体もマネしたほうがおもしろいよーって言いたいだけ。


14 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:49 ID:???
近くのコンビニエンス.ストアにキャットフードと
オイル・サーディンを買いに行ってる途中で彼女に会った。
(彼女の名前はどうしても思い出せない――いや最初から
彼女の名前を知らなかったのかもしれない)
彼女は春なのに黒いカーディガンを着ていた。
そうだ、彼女は真夏でも黒い服を着る、そんなタイプの
女性だった。彼女は僕を見て少し戸惑ったように目をそらした。
少なからず僕の心はさみしかった。


15 名前: 14 投稿日: 02/03/21 20:51 ID:???
>13=8
8の文章よりは文体を真似してると思うけどどう?


16 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:52 ID:???
>>13
う、うん、遊んでるのはみんな同じ。
1でもないのに仕切るのやめようよ。


17 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:54 ID:???
重箱っぽいが「働けばならないのだ」って変。>>8


18 名前: 8 投稿日: 02/03/21 20:56 ID:Fzu7iylg
>14

僕には判断できないです。

>13

そうだね。まったくその通りです。はんせー。

>17

「働かねば」の打ちまちがいです。


19 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 20:57 ID:Fzu7iylg
>13じゃなくて>16です。ミス。


20 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 21:01 ID:???
まあまあ、変にどっちがどうとか争わずに。
個人的には、いい感じのレスがついてて、先が楽しみなスレです。


21 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 21:05 ID:eXjzfTqI
>14
誰がいいとか悪いとか言うつもりはないけど
14さんの文章はかなり似てると思うよ!
感じでてる。うまい。


22 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 21:07 ID:???
>14
んー、1つだけ言わせてもらえば
>少なからず僕の心はさみしかった。
の一文は春樹らしくないなあ。


23 名前: 14 投稿日: 02/03/21 21:12 ID:???
>21
ありがとう!!頑張りました。

>22
鋭い突っ込みありがとう!
自分でも実はそう思ってた!
悩んで書いた一文でした。


24 名前: 投稿日: 02/03/21 21:18 ID:???
僕はね、村上春樹の文を読むと
わたせせいぞうの絵が頭に浮かぶんだよ。


25 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 21:18 ID:OR8J/zPk
朝から外はひどい雨だった。
それでも僕は出かける必要があった。
いや、出かけなければならなかったのだ。
10時になるまで僕はダンキンドーナツで
コーヒーとチョコファッションの朝食を取り
つめきりを借りて左手の爪を綺麗に切りそろえた。
10時になったら僕はひどい雨の中を外に出て行った。
僕は雨にぬれるのが嫌いだったが仕方が無かった。
僕はそこに行かなければならなかったから。


26 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 21:21 ID:???
浅い眠りから覚めると、まだ夜は明けていなかった。
まだ頭が少し痛む。そう、昨日からずっと風邪で寝込んでいたのだ。
おとなしくベッドの中で本を読んで過ごすことにする。
R・R・ベーアの「一角獣」。幻の獣についての研究書だ。
あまりこういうときに読むべき本ではないのかも知れない。

外はずっと嵐だった。
時折、ベッドから抜け出して、2ちゃんねるにアクセスした。
どうでもいいことがどうでもいい人達によって語られつづけている。
全くおめでたい。
おでんマンのスレを探し出すと、僕もどうでもいいレスをつけた。


27 名前: 投稿日: 02/03/21 21:26 ID:???
電話のベルが鳴り出したとき、僕は一人でジャンソン・ケイの小説を
読みながらビールをちびりちびりと飲んでいた。
「今から会えない?」
彼女は唐突にそういうと、電話を切ってしまった。
僕は今日は一人でゆっくりと休日を楽しむつもりで、午前中に
紀伊国屋でシャキっとしたトマトと新鮮ないわしとステキな赤ワインを
買ってきていたのだ。僕の人生はいつも誰かの意思に支配されている。
僕はため息をつくと、彼女のためにスパゲッティをゆで始めた。
彼女はひどく大食いなのだ。僕の後ろでは前の妻と買ったラジオから
60年代の暖かいソウルミュージックが流れていた。


28 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 21:37 ID:???
「今日はドラマの最終回なの」
突然彼女は話し始めた。
それまで僕はぼんやりと羊と猫が結婚することが
ありえるかどうかについて考えていたので彼女が
行ってるのが何のドラマのことだかわからなかった。
「わたしが唯一見てるドラマなの」
そういえば彼女は木曜日のドラマだけは見れない日は
機嫌が悪かった。1ヶ月前車のエンストで見られなかったので
ひどい目に合ったのを思い出した。
「ねえ、深津絵理とぬくいさんは幸せになるとおもう?」
彼女は嬉しそうに聞いた。「幸せになってほしいけど
矢田あきこも可哀想なのよね」
僕はなんと答えていいのかわからなかった。
大体そんなことはどうでもよかった。
でもそんなことはこんな嬉しそうな顔の彼女にいえない。
一緒に感想を言わなければならない。
やれやれ、今からそのドラマが始まる。


29 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 21:43 ID:???
>26
オモシロイ!
>27
ニテル!
>28
ドラマ、キニナル!


30 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 21:43 ID:Xum3n/nE
書こうと思ったけど今日は一歩も出てない。
やっぱスパゲッティ茹でて散歩しなきゃだめ。


31 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 21:44 ID:???
>30
散歩しなうてもスパゲッティ茹でてなくても
何か書いて〜!


32 名前: はるき 投稿日: 02/03/21 21:49 ID:v5Iubr/I
なかなか皆さん上手いですね。
とても楽しませてもらってます。


33 名前: はるき 投稿日: 02/03/21 21:59 ID:v5Iubr/I
少し重箱つついてみていいですか?

>2
1996年の嵐とは意味不明ですね。
>5
今日は彼岸だから仕方ないということで。
>6
「キーンと耳の奥が心地よく痛み」が感じでてる。
>7
カーキ色のズボンとFMラジオがそれっぽい。
>8
しかるべきのところが春樹っぽい。
でも本当に春樹はいつも混乱してますよね。
>10
笑顔の描写がいい。
>14
コンビニにオイルサーディン売ってるのかなあ?
>25
チョコファッションはミスドでは?
>26
リアリティと春樹ワールドがまざっていい。
>27
締めがいい。やさいの描写が後一息。
>28
タイムリーでいい。

一言勝手に書きました。


34 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 22:04 ID:???
昔の短編集で象が縮んでいなくなるっていう
話なかったっけ?


35 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 22:42 ID:onaUQR26
象工場のはなし?


36 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 22:50 ID:xSa2qREo
つけっぱなしにしたTVの中では、
いかにそのラーメンが美味いか、犬の漫才師みたいなやつらが
訳知り顔で語りあっていた。見ているだけでなんだか胸やけがした。
唯一、ガイド役の女性アナウンサーの声の涼しさだけが救いだった。
僕はその女性アナウンサーをそっと抱き寄せたら、どんな香りがするだろう?
と想像してみたが、うまくいかなかった。とんこつの、ツーンとつきさすような
匂いがしてきそうだ。やれやれ。僕は妻に聞こえないように小さくため息をついた。
別にそのチャンネルじゃなくてもよかったのだ。
ソファの傍らにいる妻との冷え切った空気を少しでも打ち消すために
熱心に見ているフリをしているだけだ。


37 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 22:52 ID:Z.X8HZt.
「象の消滅」では?
「パン屋再襲撃」という短編集にはいってるよ。


38 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 22:56 ID:???
だいたいこれはなんなんだ?
20年前にはやったような服を着て、クラッカーのような耳をした理髪店店員が
櫛を片手に足でリズムをとっている
「しょせんはね、髪は伸びる運命なの」
そんなことはわかっている。
僕は今、涼しい髪型にしたかったのだ。
不機嫌そうな僕に女はクラッカーのような耳を震わせて言った
「伸びる運命にあるのよ」


39 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 23:06 ID:JCWroBB.
お題

製造業なので今日は出勤でした。
でも世間は休みなので問い合わせの電話が
少なくてのんびりした一日でした。


上の文章をハルキ風にして下さいおまえら。


40 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 23:16 ID:Z.X8HZt.
「・・・と書き込むテスト」
やれやれ。僕なら「そうかもしれない」と言う。
もっとも責任を持てないことを言ってるのは僕も同じで
ひからびた糞のようなものだ。違うか?
「どうかしら」
耳のきれいな彼女がクールに首をかしげる。
僕は不親切な公認会計士みたいなビールをすすった。


41 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 23:21 ID:onaUQR26
「そもそもこんなのんびりした休日に、誰も製造業の会社に用なんてないんだ」
僕は鳴らない電話を眺めながらつぶやいた。
「製造業の会社に用なんてないんだ」
もう一度声に出して言ってみた。しんとした部屋で、僕の声だけがやけに大きく響いた。


42 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 23:22 ID:???
>39

僕は工場へ出勤の日だった。
僕が勤めている工場はこのまちでは一番大きな工場だ。
大きな工場というのはどこでもそうであるように
機械を止めたり動かしたりと繰り返すのをきらう。
そういうわけで木曜日の休日の今日も僕は工場へ出勤した。
工場は出勤だけど、他のたいていの会社が今日は休みの日だった。
いつもはうるさくなりつづける工場内の事務所の電話は
今日は取り残されたかもめのように静かだった。
電話の周りには春が始まる季節独特のある種ののんびりとした
沈黙が散らばっていた。


43 名前:    投稿日: 02/03/21 23:30 ID:???
 風は吹き止むどころか、ますますその強さを増し、僕に迫ろうとしてくる。
こんな日は家にいた方がいい、僕は便宜的にそう考え、外に出るのを諦めた。
ヴェーコン・エッグと炊き立てのご飯で軽い朝食を済ませると、
古い夢を読むべく、僕はインターネットを2chにつないだ。


                      つづく‥かも。


44 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 23:47 ID:???
>>39

「だからお宅の靴を履いて出て行ったのですが」
休みの日の工場にかかってくる電話はろくな電話が無い。
「わたしのガールフレンドは出て行ってしまったのです。
お宅の工場が作った靴を履いて」
やれやれ、確かに僕はこの工場で靴を作っているが
ガールフレンドが出て行ったことと何の関係があるのか。
「とにかくお宅の靴に何らかの性質があってそのせいで
彼女は出て行ったと思う。」
僕は久しぶりにかかってきた電話に耳を当てたまま
窓の外の塀のすぐ近くにあるかれそうな木を見ながら
12本目のタバコに火をつけた。


45 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/21 23:59 ID:???
このスレ面白い。


46 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 00:04 ID:???
>>39
工場長が休みなので、僕の部署の部屋は比較的くつろいだ
雰囲気だった。工場長は犬のように耳がよくて、少しでも
愚痴をこぼしたらすぐさま聞きつけて鞭で激しく床を打った。
穏やかな性格の僕は、彼がいるとひどく気が沈んだ。
しかし、今日は僕の同僚と話をしながら仕事をすることができた。
僕の同僚は片足が悪くいつも引きずりながら歩いている。
だから部屋の入り口にある電話がなると、いつも僕が電話を取りにいった。
今日二回目の電話がなった。


47 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 00:09 ID:???
たまたま覗いたけどハマッタ。(w
もっと皆さん書き込んで。


48 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 00:16 ID:???
>>39
僕が勤める象工場は春分の日に休んだりしない。
そんなことでは象工場は成り立っていかないのだ。
象を作るからには春分の日に休んでなんかいられない。
僕はそれをちょっとした誇りに思っているのだ。
ただ春分の日だから僕が勤める象工場は電話が少なかった。
僕は工場の電話が鳴る瞬間が好きなのだ。
電話が鳴る本の0.1秒ほど前に僕はそれを解ることができる。
今日はそういう楽しみを感じることなく象工場の時間は
ゆっくりと過ぎていった。
そのとき突然電話が鳴った。
0.1秒前に僕は何も感じなかった。
こんなことは初めてだ!
僕はある予感がしながら受話器を取った。
電話の相手は羊男だった。


49 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 00:23 ID:COCRKhHQ
このスレイイ!!
でも春樹読むけどあんましスキじゃないから
中島らも風にしてみる












                                   ダルイ


50 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 00:24 ID:???
>>37
thanks.
もう10年以上読んでないけど、不思議な雰囲気の話
だった気がする。
明日、本屋にいって買ってこようかな。無償に読みたい…
「パン屋再襲撃」という話も大好きだったなぁ。
ハンバーガー食いてぇ。


51 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 00:25 ID:dpNtEuCM
みなさんすばらしい!2ちゃんなのに感激した(笑)
個人的には41と44に3000点!


52 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 00:36 ID:???
実は村上春樹本人が書き込んでたりして…(w


53 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 00:40 ID:2UuEMg3k
無きにしも非ず。


54 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 00:51 ID:ltWyUZ26
明日は仕事だ。
たった一日しか休んでないのにもう仕事が始まるなんて
疲れた僕の頭では到底理解できることではなかった。
後一日行けばまた休みだろう。ということもできる。
でも僕の頭ではそういう励ましも何の効き目も持たなかった。
また明日の朝になったら僕は恐ろしいほど凡庸な人たちと
凡庸な場所で凡庸なことを話し合うのだろう。
「世の中には凡庸にしか生きられない人と、そうでない人の二種類しかいない」
あの黒いスーツを着た秘書の言葉を思い出しながら僕は
最後の今日缶ビールをあけた。


55 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 00:55 ID:1if.7pjY
私も>41が好き!


56 名前: 37 投稿日: 02/03/22 01:14 ID:???
>>50 私も「パン屋再襲撃」の短編は全部好き。
春樹風だと愚痴もユーモラスだから読んでて面白いよね。


57 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 01:28 ID:/El9QQkg
このスレ面白いよ〜
春樹ファンにはたまらん。


58 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 01:43 ID:xoc0LiKY
ブラインド−の隙間からさす白っぽい光に刺激されて目を覚ました。
はっきりしない頭を振りながらキッチンへ行って濃いコーヒーを
飲んでからいつものジーンズとカジュアルなジャケットに着替え、
まぶしさに目を細めながら駅までの道をゆっくり歩いた。
駅に着いてみるとおかしな事に駅員がまるで蛙のような艶のある
制服を着て僕が切符を買うのをじっと見つめていた。
僕はただ僕の行きたいと思う場所に行きたいだけなのにと思いながら
肩越しにその駅員を振り返ると同時に両足に暖かい重みを感じた。
ハッとして動くと僕はまだベットの中だった。
何だまた遅刻だ。どうにでもなれという気持ちでシーツに潜り込んで
蛙のような駅員の姿を思い出そうと必死になった。
でも無駄だった。仕方ないので受話器に手をのばして今日は休むと
会社のお偉いさんに電話することにした。
まったくなんて朝だ。

と言うことで事実会社をずる休みいたしました。


59 名前: 774 投稿日: 02/03/22 01:54 ID:TwR.etPk
我々人間が牛や豚、鶏などの獣肉を食べる事は間違っている。魚を食べる
事も間違っている。牛や豚、鶏などの動物は我々人間のコンパニオン・
アニマル(共生者)であって、決して食べる対象ではない。肉食は身体に
著しく害を及ぼす。我々人間が完全なベジタリアンになるならば我々の
健康は百パーセント保証されるのである。我々人間は果実や野菜を食べて
生きていくのが最も自然なのである。しかし現実を見ると、我々人間は
当然の事であるが如く、肉を食べ、自ら健康を損ねている。肉食時の便や、
屁は強烈に嫌悪すべき悪臭を放つ。これは肉食そのものに対する我々への
警告であって、肉食はしてはならないということを示唆しているのである。
我々日本人は即刻、肉食を止めてベジタリアンにならなければならない。
古来日本では、仏教の戒めにより肉食を禁じてきた時期があった。しかし
ペリー来航後、明治期の文明開化により我が国には「すき焼き」などの米英
の慣習が伝わった。本格的に肉を食べるようになったのはそれからである。
魚肉食を止めよ。


60 名前: 39 投稿日: 02/03/22 08:46 ID:tjQOHB5c
皆さんありがとうございます。
なんだか自分の職場が格好良く思えてきたYO!


61 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 09:37 ID:MLtYuYHc
2と48が(・∀・)イイ!

また今日も凡庸で退屈な仕事をするために僕はデスクに座る。
仕事のファイルを開く前に僕は2chにアクセスするのが日課になっている。
それが例えこの死ぬほどつまらない仕事を僕に投げている会社にとって
間違っていることだとしても、そうしないわけにはいかなかった。
約一時間かけて常駐している板を細かく点検し、たまにどうでもいいレスを
つけてから、僕は仕事を始めようとした。時計は10時を少しばかり過ぎたところだった。
やれやれ困ったぞ。いつもなら僕はこの時点で完全に頭が切り替わるのだが、
今日は違っていた。昨日の島本さんからの電話のせいだ。


62 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 12:11 ID:gCnUoerM
僕は目を覚ますとすぐにパソコンの電源を入れ
起動する間にコーヒーを入れ窓を少し開けた。
そしていつものように掲示板をチェックした。
相変わらず意味不明な文字列を書き込む輩がいる。
やれやれ便所の落書きと言われても仕方ない。情けないことに。


63 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 12:24 ID:K7HdCzZE
パチン・・・OFF


64 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 12:48 ID:???
ドルフィンホテルの支配人は伏目がちに僕に言った。
「今日は雨です。お出かけしないほうがいいと思います。」
彼はなぜ怯えているのだ?

僕が部屋に戻るとそこに羊男がいた。


65 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 12:57 ID:Fl2.pDFM
僕はドーナツを食べ、煙草を一本吸い、アメリカン・コーヒーをニ杯おかわりし、
>>51>>55のことを考えた。
僕の作文を評価してくれた>>51>>55のことを。


66 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 13:02 ID:???
「ズボンの裾なんてあなたの人生には何の関係もないのよ」
彼女の言う言葉はいつもなまぬるいクラゲみたいなものだ
「でもあの教師はなおしてこいと言ったんだ。明日は休日なのに」
あの破れたカレンダーみたいな教師は本当に鬱陶しかった。
「ならしかたないんじゃないの?決まっていることなら」
決まっていること?
世の中にはそんなものありはしないのに
彼女はアリがエルビス・プレスリーのことを知らないようにそのことを知らないのだ


67 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 13:11 ID:???
凡庸な毎日もドラマティック(w
もっと書いてくれー。


68 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 13:40 ID:hK56xbps
昼下がりの電車の中は、突然やってきた春に
うまく馴染めないという顔をした人々で混み合っていた。

席に座りプルタルコスの『英雄伝』のページを繰りながら
古代ローマのデルフォイ神殿における昼食について考えている僕の前には
デパートの袋を3つも抱えたおばさんが立っていた。

「ふう」とそのおばさんは言った。
まるで明日には世界が滅亡してしまうかのような声だ。やれやれ。

「席をかわりましょうか」僕は言った。
「ありがとうね」おばさんは言う。「親切にどうも」。

僕は別に親切なわけじゃないんだ。
君より少しだけ体重が軽いというだけのことなんだよ。たぶん。


69 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 13:42 ID:skmAfao2
>>65
(゚д゚)ウマー


70 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 14:00 ID:bSOuW.j6
みなさん、こんにちは。
世の中はもうすっかり春ですね。

春といえばオープン2シーターの季節です。
僕は春になると大抵人ごみを避けて田舎の方に出かけたりするんだけど、
今年はまだ短編小説を書き終えていないので、まだまだ無理そうです。

みなさんも仕事や学校やその他もろもろの事情があるかと思いますが、
春を満喫して下さい。
チャオ

村上春樹 拝


71 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 14:10 ID:???
age


72 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 15:28 ID:???
内臓が引き出される・・・体液を滴らせて・・・
それでも、その目は見開かれたままだ・・・
肉体が焼かれる音が聞こえる・・・じりじりと、一寸刻みに・・・
その刹那・・・俺は思った・・・やっぱ、煮魚のほうが良かったかな?


73 名前: 投稿日: 02/03/22 15:32 ID:???
>>72
なんだおまえはよ


74 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 17:35 ID:???
>>73
ハルキのネット文体はそんな感じ。


75 名前: あしか=NHK集金屋 投稿日: 02/03/22 17:39 ID:aT/Wh5Nw
あしかがやって来たのは午後1時だった。

僕はちょうど昼食のスパゲティのために
にんにくを刻みはじめたところだった。
「こんにちは」玄関の前に立ったあしかは言った。
「集金にまいりました」

「集金?」僕は首をかしげた。
「おかしいな。僕のうちにはテレビがないんだ」

あしかはピンと張った髭をなでながら言った。
「ではあのベランダにあるアンテナは何です?」

「いわゆる形而上学的アンテナというやつです」
僕は真面目な顔でそう答えた。「観念的アンテナですよ」


76 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 19:06 ID:2m8XC1.E
雨が降っている。昨日も雨が降った。僕は彼女の帰りを待ちながら、
ラジオを聞いている。わりと幸福な時間だ。
さて、何を作ろうか・・・、ボンゴレ・ビアンコ。フラメンコの
踊り手のような名前だ。僕はペニスに手を伸ばした。勃起している。
ボンゴレ・ビアンコでイッパツ抜いた。
やれやれ・・・今日もやっちまった。ボンゴレ・ビアンコは
思ったよりも淫らな女だった。


77 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 19:25 ID:5kvYrwsI
>>70
最高。


78 名前: 39 投稿日: 02/03/22 21:15 ID:tjQOHB5c
またまた春樹変換おながいします。

さあ帰ろうと思ったら雨が降ってきました。
自転車通勤なので困ります。
仕方なく雨が上がるまで残業しました。


79 名前: 関係ない人 投稿日: 02/03/22 21:26 ID:???
このスレ見て 春樹の小説無性に読みたくなって
今日帰りに買ってきちゃったよ。
10年以上読んでなかった。
何しろ、あれはノルウェーの森がベストセラーだった頃だからな。


80 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 21:41 ID:???
だれかミコノスのソマスバー行ったことある奴いる?


81 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 21:48 ID:???
>>75
ケッコウスキカモ・・・


82 名前: あしか=NHK集金屋 投稿日: 02/03/22 21:48 ID:???
>>78
急ぐ必要もない仕事をしかたなく片付けるという行為は
のっぺりとしたかたつむりを数えることに似ている。
手ごたえというものがないのだ。

仕事なんて結局はそういうものだ。
かたつむりの世界にはかたつむり的手ごたえがあるのだろう。
まあ、どうでもいいや。

僕は窓の外に降る雨を見ながら考える。
雨に濡れる街、そして僕の自転車について。


83 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 21:51 ID:K7HdCzZE
>82
チョトチガウナァ


84 名前: 82 投稿日: 02/03/22 21:54 ID:???
>83
テヘ。そう?
ほぼカンガルー日和からの切り貼りなんだけど(w


85 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 21:58 ID:K7HdCzZE
>84
ゴメソ。それは読んだことないや。
まあどうでもいいや。って春樹っぽくない気がシタヨ


86 名前: 82 投稿日: 02/03/22 22:00 ID:???
>>85
そのセリフは
カンガルー日和という短編集の
「タクシーに乗った吸血鬼」からパクリました。
よければ読んで見てね。って余計なお世話スマソ。


87 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 22:03 ID:K7HdCzZE
>86
アリガトーヨンデミルヨ


88 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 23:23 ID:???
>78

仕事も終わり、事務所の窓から外を見下ろした。
やれやれ。
天気予報の退屈なアナウンサーのいった通り外は雨だった。
僕は仕方なく手にもったカバンを元に戻しコーヒーを沸かすために
給湯室のやかんにかけた。
「だいたい雨が降りそうな日に自転車に乗ってくるなんて」
いつのまにか給湯室に入ってきた僕の相棒が言った。
「自転車になんか乗ったら雨の日は困るだろう。どうかしてるよ。」
僕は買ったばかりの僕の赤い自転車のことを考えた。
自転車は入学式の前の日のランドセルのように今朝は僕を待っていた。
「世の中には乗るのを待っているものがある」僕は言った。
「いわゆる僕の自転車がそうだったんだ」
「解らないよ。雨が降りそうな日に自転車に乗るなんでばかげてる」
相棒は首を振った。


89 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 23:32 ID:???
今日の愚痴

青白い顔をしたその男はいつになくそわそわしていた。
「あの書類はできたの?」彼は突然尋ねた。
「あの書類は今日提出なんだよ。」
彼はイライラとペンで紙をつつき始めた。
「今日提出?」彼女ははじめてきったという風に目を開いて聞き返した。
「早く言ってくれないと・・・まだわからないところもあるし・・・」
「もういいよ。」
青白い顔の男はイライラが絶頂だという風に書類を取り上げて席を立った。
いつもこうだ。
自分が言い忘れた事は忘れて人が悪くなる。
やれやれ。彼女は早く咲きすぎたという感じでひっそりと立っている
窓の外の桜の木に目を移した。


90 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 23:39 ID:???
人生がドラマチックだねぇ〜
村上春樹あんまり読んだことないから書けないけど。


91 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/22 23:53 ID:hghfpY2g
>>78
もちろん厳密に言うならいつも暖かいわけではない。
例年より寒い日もあった。でも現実問題として2002年の春は
大抵が暖かかった。

その日は雨だった。それは桜の咲き始めにじっとりとにじむような
そんな雨だった。僕は自転車できていたので帰ることが出来なかった。
もちろん帰ろうと思えば方法はあったとおもう。むしろ僕は自転車を置いてまで
帰りたくは無かったのだ。
そんな時彼女はふと現れた。誰もいない事務所にまるでそれを知っていたかのように
自然に入ってきた。
「残業しているの?」彼女は静かな声で聞いた。
「一人で残っているのね。静かだから仕事ははかどるでしょう。」
「少しはね。」僕は微笑んだ。

2002年の3月の夕方だった。


92 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 00:02 ID:WTntIljY

人まねなのにみんな個性が出ててイイ感じ!


93 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 00:04 ID:???
>>58
ウマイ!
>>59
スレチガイ?
>>61
「約1時間かけて」ノトコロアリソウ。
>>62
マアマア
>>63
アルアル
>>64
ソノママスギ

勝手に一言感想でした。


94 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 00:12 ID:???
>65
クリカエシガイイ
>66
サイゴノブンガアリソウ
>68
リアリティとオリジナリティアル
>70
チャオがワラタ
>72
74、ホント?
>75
ソックリ
>76
ココマデロコツカ?
>82
「まあどうでもいや」のイチブンダケチガウカンジ

勝手に一言感想2  おわり


95 名前: 挑戦 投稿日: 02/03/23 00:25 ID:???
>78
事務所の人たちが帰った後僕はもう一本コーラを飲みエンピツを5本削って
書類のクリップを止めなおし机の上のクリップをまとめて磁石のついた小さな
クリップ入れにしまい、ファイルを色ごとに並べなおした。
そしてコーヒーを温めなおした。事務所の机には誰も座ってなかった。
ただそこには沈黙があった。

僕は窓から雨の振る都会の町並みを見下ろしため息をついた。
今夜はやまないかもしれない。
新しいテニスシューズと妻が残していった自転車が雨がやむのを待っていた。


96 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 00:32 ID:???
最近あの人がスレに来ない。どうしてなのだろうか?仕事が忙しいから?
それとも病気なのだろうか?
悪いと思いつつもちょっとだけ書き込みをしてみた。「多分出てこないだろう」
とたかをくくりながら。
「え・・・??」リロードしてみたらあの人が出てきた。
怒った口調で。彼は出てこなかったのではなかった。単にROMっていただけなの
だった。メール欄にこう書いてあった・・・
「絡みを強制しないでくれ」

どこが「村上春樹」風やねん・・・・


97 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 00:32 ID:7X528sHM
続いてほしいのでage!


98 名前: 78 投稿日: 02/03/23 01:01 ID:???
ありがとうございます。
またもやかっこよい日常になった気分だYO!

>>82
>まあ、どうでもいいや。
はい、まさにそんな感じでした。
>>88
赤い自転車にビクーリ。そのとおりなんですが
>>91
ずっとひとりでした(泣
>>95
結局やみませんでしたよ、ガクーリ


99 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 01:07 ID:fVIWfeig
今日も駄目だ。どうひねっても春樹的生活になってない。
第一春樹的生活は会社員じゃさまにならん。
明日こそ清潔なシャツとコットンパンツを履いて
散歩をしてクリーニングを出してスパゲッテイを茹で缶ビールをあける。
そして好むと好まざるにかかわらず今自分の身に起こっていることを整理する。


100 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 01:08 ID:???
 100


101 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 01:16 ID:???
俺はこのスレのタイトルを読んで、村上直樹風と勘違いしてしまった。(0.003秒)


102 名前: 顔も名前も出さずに毎月100万円 投稿日: 02/03/23 01:16 ID:D7XNTipg
    
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103 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 01:18 ID:???
>>102
あんま、似てないよ・・・


104 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 02:35 ID:CxC5p.v6
雨が降っている。
数週間くらい降り続いているような、ひどく嫌な雨だ。
あるいは数週間、ずっと降り続けているのかもしれない。

彼女から聞いた面白いスレッドのことを思い出した。
僕はパソコンを立ち上げ、2ちゃんねるを開いた。
すでに100あまりものレスがあった。
でもここでは100という数はあまり重要ではない。重要なのはレスの内容だ。
長いあいだ僕はいすにもたれながらレスを読み続けた。
あるものは面白く、あるものはいくぶんつまらなく思えた。

読み終えると、はじめから降ってなどいなかったように雨は止んでいた。
ひどく疲れている。ベッドに横になり、目を閉じた。


105 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 04:51 ID:q3LKNNyc
age!


106 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 04:54 ID:c4AGopkI
おならがゆで卵の匂いです。
病気でしょうか?


107 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 05:01 ID:q3LKNNyc
>106
??????????


108 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 05:06 ID:???
そして、その人はこう言った
「あのですね、あなた、あなたは今2ちゃんをやっておられますがね、
正直に申し上げまして、まともな人にはそんなことなかなか出来ないんです。
そういうことをお考えになったことはありますか」
ない、と僕は答えた。 そ ん な こ と 考 え も し な か っ た 。


109 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 09:21 ID:k.5S36Uc
かっこう


110 名前: 他人の作品を勝手に訂正 投稿日: 02/03/23 09:33 ID:Vgu0xVsM
>>76
>ボンゴレ・ビアンコでイッパツ抜いた。
>やれやれ・・・今日もやっちまった。ボンゴレ・ビアンコは
>思ったよりも淫らな女だった。

僕は安酒場で踊るボンゴレ・ビアンコのことを考えながら
マスターベーションをした。

やれやれ。

彼女が想像以上に淫らだったことで、僕はひどく混乱した。


111 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 09:40 ID:???
>108
そ ん な こ と 考 え も し な か っ た 。

の一部分は太字をあらわしてるのでしょうか?
工夫に1000点


112 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 09:52 ID:???
>106
あるいはそうかもしれない。
ゆで卵を食べながら僕はビールをちびちびと飲んだ。
ジュークボックスからはボブ・スキャングスの新しいヒットソングが
流れていた。
「暮し向きはどうだい?」ジェイはたずねた。
「悪くないよ」ぼくは簡単に答えた。「ただ、病気かもしれない。
ゆで卵の匂いがするんだ」
「わからないな」ジェイは言って具合い悪そうに小指の爪で鼻を掻いた。
「茹で卵の匂いって・・・・」


113 名前: age 投稿日: 02/03/23 10:10 ID:ihPvHn02
目覚めたら砂が降っていた、黄色の砂が。
工藤静香を思い出しながら、コーヒーを沸かした。
きゅうりとハムのサンドウィッチを作って新聞を眺めた。
彼が出て行ってしまったあとの部屋は、
フィルターがかかったように象牙色に染まっていた。


114 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 10:31 ID:Vgu0xVsM
>>102
その朝届いたねずみからのメールは、ねずみ講の誘勧誘だった。

 Future-Web(フューチャーウェブ)登場
 なんと10,000円単位の収入

僕はひどく混乱した。このようなメールを送ってくるねずみの
暮らしぶりを考えようとしたが、うまく考えることが出来なかった。
考えあぐねた僕は、とりあえずコンピューターのキィを叩いて返事を書いた。
「逝ってよし」
声に出して言ってみた
「イ ・ ッ ・ テ ・ ヨ ・ シ」
オフィスに居た何人かが怪訝そうにこちらを見たが、すぐにまた自分の仕事に戻った。


115 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 10:34 ID:4IyBxHdE
お好きな方には類似スレ。

http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1003718447/l50


116 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 10:42 ID:AMwGar/E
ひどく眠い。
時計はすでに昼に近い時刻を指しているのに
僕の瞼は少しずつ重くなっていくのだ。

僕は眠気を追い払うために
コーヒーを口に運びながら、試しに「コーヒー」と綴ってみた。
「coffee」
駄目だ。簡単すぎる。

「スペルが難しそうな単語をひとつ言ってくれないかな」
僕は後ろにいた彼女の方を向いてそう言った。
彼女は僕より英語が得意なのだ。

「スリジャヤ・ワルダナ・プラコッテ」
彼女はささやくように言った。


↓ここからは自分の現実の口調。
「・・・すんません、わかりません。出直します。」


117 名前: 116 投稿日: 02/03/23 10:57 ID:???
悔しいので綴り調べちまったよ。
「Sri Jayawardanapura Kotte」だった。
「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」だったのか・・・。


118 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 12:20 ID:???
このスレ最高!
おもしろすぎる。たまりません・・・!

>110や111のように採点や訂正しあってるところも
おもしろい。し、うなずける。


119 名前: 投稿日: 02/03/23 13:05 ID:???
ちょっと前まで議員板にこの手のスレあったよね。
たしか小泉内閣を春樹風に書くやつ。
どこいっちゃったんだろ。


120 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 14:16 ID:???
おい


121 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 15:20 ID:EWjqQbRc
 ディスプレイに映る2ちゃんねるを見る僕の体はひどく重い。
 まるで今降り続ける雨粒の全てが僕の体だけに降り落ちているようだった。
「またあの2ちゃんねるとかいう掲示板?」と台所でサラダを作る彼女が言う。
 やれやれまた言われてしまった。
「君も見てみればいいんだよ。見なければ何も変わらないし、本当の面白さも伝わらない」
「いやよ。だいたいそんなもの見ている暇があるのなら、美味しいコーヒーの入れ方でも覚えてよ」
 彼女はまだ昨夜の言い合いを覚えているらしい。
 僕は降る雨と彼女の不機嫌さにいささかげんなりしながらそれでも彼女の機嫌を取り戻そうと席を立った。

 

似てませんね・・・失礼しました。
このスレ久々のヒットです。長く続く事を祈ってます。
>108さん
最高です!思わず笑って持っていたコーヒーをこぼしてしまいました。


122 名前: 108 投稿日: 02/03/23 15:53 ID:???
>>111
そうです。ここはタグで太字に出来ないので、あんな風にしました。
意味を汲み取ってくれてサンクス
>>121
文体、似てるYO!


123 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 16:00 ID:onEW/AmY
胃に残留しているアルコールの不快感に何度か目を覚ましたけど
結局ベットから起きあがったのは夕刻に近い時間だった。
なめくじのような惰眠。暗い空から雨が降り続く。やれやれ、だ。
僕は熱いシャワーを浴びると清潔な服に着替えた。
髪を乾かしながら紅茶を入れようかあるいはビールにしようか思索する。
そしてビールのプルリングを引き抜いた。
どうもいけない。アルコールに頼っている。
せっかくの休日だというのに。僕は言葉に出してみた。
ーせっかくの休日だというのに。
そこで僕は職を失っていたことに気づいた。
「せっかく」という言葉と「休日」という言葉は
あたかも必然性があるような素振りで僕の生活を輪郭づけていた。
まるで昨日までの日が明日以降も続いていくような錯覚に陥っていた。
必ずしも昨日まで日が明日以降も続くとは限らない。
それは好むと好まざるにかかわらず。

なんか違うなあ。


124 名前: 1以外読まずにカキコ 投稿日: 02/03/23 18:42 ID:???
コツは、春樹特有の比喩をかなりの長文で使うことです。ぽっと出だとあからさまです。
そして言葉づかいを丁寧に、言うことは結構乱暴に。


125 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 21:15 ID:L8Wk/IdM
>>113
キウリ…


126 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 21:17 ID:nLm7ncj6
オーケー、そうしてみることにするよ。
しかしそれにいったいどんな意味があるというんだ?
2ちゃんねる・・・、僕は口に出した。
2ちゃんねるか・・・、って2ちゃんねるかよっ!


127 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 21:41 ID:???
あなたのいない世界なんて考えられない。慶子は言った。でも、僕には考えられる。
僕の存在がない世界。そんな荒涼とした世界に憧れていた自分が愛おしい。
そう、あれはボールゲームが始まる予感のした夜だった。
ボールゲームの始まりを告げるホイッスルは、僕達が考えていた音よりも騒々しく
鳴り響いた。

あれはボールゲームの始まりを告げるホイッスルだったんだろうか。


128 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 22:45 ID:s3hBlaU.
あげてみる。
それでもスレッドは活性化しないのかもね。


129 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 23:14 ID:tTM9pbjQ
お題だしてイイですか?

今日私がしたこと

11時過ぎに起きてテレビを見ながら紅茶を飲み
1時過ぎにインスタントラーメンを食べ、
16年目になる呆けた犬の泣き声を聞きながら(相手をしても姿が見えなくなったら吠える)
夕方までネット&2ch
それからスコーンを焼いた
オーブンが温かいうちにグラタンを作って焼き、
見るものがないから好きでもないのにスケートを見ながら食べた。
今日は顔を洗っていない。髪も梳かしてない。でも歯は磨きました。

全部文章にしなくてもいいんで春樹調でおながいします


130 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/23 23:52 ID:4c2b8f9A
目が覚めたとき時計の針は11時を指していた。
窓から見える外には冷たく透明な雨が静かに降っていた。
僕はとりあえずテレビのスイッチを入れ、キッチンへ行きお湯を沸かして紅茶を入れた。
そして大きく深呼吸をして自分をもう一度現実の中に溶け込ませた。


131 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 00:09 ID:???
春樹はわからんので筒井風にやろうとしたらもっとわからんくなった


132 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 00:23 ID:ByPJTopU
検索結果・村上春樹
http://ruitomo.com/~gulab/search.cgi?keyword=%91%BA%8F%E3%8Ft%8E%F7&option=b&2ch=t


133 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 00:37 ID:???
このスレ最高!!久々に読もうと思ったよ。


134 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 00:57 ID:???
>129
目を覚ましたのは午前11時だった。
こんな時間間で寝ていたのは久しぶりだった。
ぼくはテレビをつけて紅茶を入れるためにやかんを火にかけた。
窓の外では意味も無くはとが鳴いていた。あるいは何らかの意味を持って
ないていたのかもしれない。鳩から見ればむしろ意味が無いのはぼくのほうかも
しれなかった。
昼食は味のしないジャンク・フードをたべた。お湯をかけるだけでラーメンになる
つまらないものだ。味のしないジャンク・フードを食べながら鯨の人生について
考えていた。鯨は生まれてから死ぬまで海の中ですごすのだ。
たとえ陸に上がりたくても大きすぎてそれはムリなことだ。
窓を見たらもう鳩はいなくなっていた。年老いた飼い犬がくーんくーんとないていた。
散歩をせがんでいるようだ。


135 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 01:12 ID:???
>129
犬のなかには雨犬という種類の犬がいる。
散歩をすると必ず雨が降るのだ。
うちの飼い犬はそういう種類の犬だった。
彼を連れて歩くと必ず雨が降る。まるで羊達が羊飼いの笛がなると
寝床に戻っていくように正確におこることだ。
とにかく今日も雨だった。
ぼくはスコーンを焼くためにオーブンを暖めていた。
古ぼけたラジオからは小さな音でドアーズが流れていた。
ぼくは缶ビールを二口飲んでスコーンという言葉の語源を考えていた。
そのとき扉が開いた。
入ってきたのはカンガルーのヌイグルミを着た人だった。
「外は雨だよ。」彼は当然というようにテーブルに腰をかけた。
「スコーンを焼くところだね。あまった熱でグラタンを作るといいよ。」
彼は手にもっていた袋をテーブルに置いた。
「手土産を買ってきたよ。さすがに手ぶらでは悪いと思ってね。」


136 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 01:37 ID:cxpj8zvQ
>129
土曜日の朝、僕は11時に起きて髭を剃り、洗濯物を屋上に干してから
ゆっくりと紅茶をすすった。
久しぶりにスコーンでも焼いてみたい気分になり、オーブンを暖める。
数年ぶりの作業だが体は自然に動いた。
こぢんまりとしたオーブンを暖め、パソコンのスイッチを入れる。
スコーンが焼きあがるまでの間2chでも見て過ごそうと思ったのだ。
ふとスレッド名が目にとまる。「そしてミソサザイ」
僕は少し迷ったがこう書いてみた。
「そろそろミソサザイが焼きあがると思われ…」


このスレって村上春樹限定ですか?


137 名前: 136 投稿日: 02/03/24 01:38 ID:???
うわーん、オーブン暖めすぎたぁー。ごめんなさい!


138 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 01:46 ID:???
明後日にはここを出ていかなくてはならないというのに、
全然引越の準備ができていない。あっちこっちに荷物を散らかしてはみるのだが、
もともと足の踏み場も無いような部屋がさらにせまくなったような気がして、
ちっとも進んでいないような気分だ。
深層心理では「ここを出ていきたくない」と思っているのかもしれない。
確かに僕の心の中にそういう気持ちもあるのかもしれない。
だけど深層心理なんて自分で分析できたらそれはもう「深層」ではないのだから
こんな分析には全く価値などないだろう。意味さえない。
そんなことを考えているうちに日が暮れて、明日一日で準備を全部しなくてはならないのだ。
なんということだろう。
いっそのこと全部ゴミに出してしまえばどんなにすっきりするだろう。
本当にくだらない、とっておくような価値の無いものばかりだ。
だけど、プリント一枚とってもなにかしら捨てがい、惜しいような気持ちになってしまう。

やれやれ、いつまでも片付かないわけだ。
僕はベッドに横になりながら、「捨ててもいい」と思えるような物たちに囲まれて
暮らしている自分に、少しだけ淋しさを感じた。
それは、自分の人生を自分で価値の無いものにしているような気分だった。


139 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 01:59 ID:???
>138
ものはものだよ。どんなこころもふくんでいないよ。
むりにいみづけるのはやめようではないか。
でも「しんそうしんり」はあまりはるきてきではないとおもわれ。


140 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 02:35 ID:???
類似スレ

◎◎村上春樹的就職活動◎◎
http://school.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1012079239/

推奨スレ
文体模写 スレッド 2
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/965366018/

1の方が面白かったのに過去ログにないや…。


141 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 11:33 ID:???
>136
あるいは限定かもしれない。
でも他の人でも、オーケー、書いていいよ。


142 名前: 今日の愚痴 投稿日: 02/03/24 11:51 ID:TbBUMMZU
今日は天気がいい春の日曜日だ。大体の天気がいい春の日曜日がそうであるように
窓の外では鳥の声が聞こえ幸せそうな家族や若い恋人たちの雰囲気であふれている。
ぼくはそういう雰囲気の中に入る気が今日はしない。暗い部屋でパーソナルコンピューター
のキーボードを叩いていたいのだ。
でも突然の電話で花見に誘われた。ぼくの頭はまだ寝ていたので無防備だった。
断る言葉を用意していなかったのだ。不意打ちの攻撃に勝つことが出来ず
ぼくは天気のいい春の日曜日に寒い中で桜の花を見るという好意に参加することに
なってしまった。
だいたい、花を見るということに何の意味があるのだ?
ぼくはひどく混乱している。


143 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 14:17 ID:Yx94sp5Q
類似スレ〜一般書籍板版

村上春樹
http://natto.2ch.net/books/kako/980/980740994.html
村上春樹 Part2 〜やれやれ〜
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1006326491/l50


144 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 15:16 ID:QYytBW.A
気怠い陽気に誘われて十一時頃に目を覚ますと、何ということだろう、雪がちらついていた。
僕はこの雪もやがて解け逝く運命にさらされるのだと愚鈍な感性の片隅に思った。
弥生も半ばをすぎた今、雪の運命なんて解け逝くのみだ。積もり積もることも許されず、
ただその艶めかしい空気にさらされ、大地に接触をすることもなく消えてゆくのだ。
三月の雪を眺め、こんなにも様々なことを考えているうちにいつの間にか正午をすぎていた。
やれやれ、感慨深いという言葉が背中にまとわりつくような年になってしまったか。
正午をすぎたので昼食兼朝食を食べようと思った。いやしかし自宅で作るのも面倒だと開き直り、
近くの安食堂に行ってみるのもいいと思った。食堂は意外と混んでいた。
なんて言い方は食堂の主人からしてみれば気分のいいものではないが、
こんな古びた食堂でも栄えていると知ると妙に胸の高鳴りを感じざるを得ないものだ。
僕は鯖の味噌煮定食を頼んだ。まあ美味くもなく不味くもなく
ちょうどファーストフードのポテトフライのような差し当たりのない味であった。


145 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 15:32 ID:???
>>140
あるよ。
http://mentai.2ch.net/book/kako/963/963421916.html


146 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 16:32 ID:sDuuzkiA
もっと見たいage


147 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 17:19 ID:QIajpQjs
優良age


148 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 17:58 ID:gt1J03mI
今日は外で昼食を取った。彼らの中の何人かがガスコンロを持ってきていた。
ガスコンロの上にはぐつぐつ煮えている大きなステンレス製の鍋が載っていた。
あるいはこれが暖かい日だったら楽しい風景だったかもしれない。
またあるいは冬の雪の中であればそれはそれなりに楽しい風景だったかもしれない。
でも残念なことに今日は底冷えのする春の曇りの日だった。
その中途半端な寒さと暖かさが共存する中で彼らは鍋を楽しんでいいのか
寒がって震えていいのか戸惑っていた。そこにはまだ春に慣れない人たち特有の
ある種独特な雰囲気が横たわっていた。
「ビールを飲む?」彼女が缶ビールを二本持ってきた。
「こんな寒い中でビールなんか飲んだら凍えちゃうかしら?」
「南極のペンギンみたいに?」ぼくはビールを空けた。
「そう、南極のペンギンみたいに。」
彼女はぼくの横にすわりもう一本のビールを空けた。
悪くない。
寒い野外で飲むビールは全く悪くなかった。

でもその後寒すぎて凍えて帰りました。(ここは村上風になおせなかった・・・)


149 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 18:47 ID:???
今日も退屈な一日が過ぎてしまった。
朝起きて昼が来て夜寝る。
それだけだ。
やれやれ、市民プールにでも行ってくるよ。
買ったばかりのテニスシューズをはいて。


150 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 18:58 ID:T5/.TEN6
村上春樹好きな人って映画好きなの?
他スレで家には村上春樹の古本しかありませんってレスしたら
映画好き?と言われ好きだけど


151 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 21:35 ID:???
人は何か新しいものに出会ったとき、これ以上ない興味を示すかあるいはまったく興味を示さず、
無視するかのどちらかである。
ぼくは三十路も終わりを告げようとしているこの時期、ようよう運転免許というものを取った。
やれやれ、ぼくは前者のようにこれ以上ない興味を運転というものに持って行かれてしまったようだ。
夕刻間近の午後4時過ぎ、妻が花粉症で表に出られないと言うので、ぼくがかわって近所のスーパーへ
夕食の買い出しに行くことになった。だがぼくはすでに運転の虜となってしまっている故か、
無性に遠くのスーパーまで遠出してみたくなったのだった。
ぼくは20キロほど離れた隣の街にある結構繁盛しているスーパーへ行ってみることにした。
なに、妻に「あなたガソリンが減っているけど、どこか遠くへいらしたんですか?」
なんて聞かれる心配もないだろう。ぼくは胸の高鳴りを押さえつつエンジンをかけた。
ドライブというものはなんと楽しいことか。免許を取り立ての18〜9の若者が目を輝かせて言うような台詞だが、
ぼくは三十路のおっさんにも関わらず素直にそう思った。
ぼくと同い年で18で免許を取った人は、こんなに楽しく新鮮な快感をもう十数年前に終わらせてしまっている
かと思うと、ぼくは照れくさくも何か若者に戻ったような気分に浸った。
まるで車の中だけが10代の時間が流れているような、そんな妙な雰囲気にぼくは酔っていた。
新種の車酔いか、とくだらないことを思っているうちに、目的のスーパーに着いた。


152 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/24 22:35 ID:l2RcoFCY
イイ!


153 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/25 09:01 ID:wjeyeST.
代わり映えのない一日がまた始まろうとしている。
ぼくはいつものように妻の作る朝食を、美味いか不味いか吟味する暇もなく
ただ喉の奥に押し込んで愛車のチェイサーで会社へと向かった。
社に着くと早速部長が近づいてきて言った。
朝っぱらから何事だと思って耳を竹輪にして部長の声を拾ってみる。
「君、昨日の取引先との打ち合わせの件だが・・・・ほら、赤坂でやった」
いつものことだ。さしずめ、赤坂の接待のことが女房にばれて、
体裁をつくろってくれないか、ということだろう。
部長は言葉を続けたが、やはりいつも聞いているような言葉ばかりだったため、
ぼくはいつものように無視して仕事に取りかかった。
「おい、頼むよ。君だけが頼りなんだ」
等と聞こえてくるが、これもいつものこと。外ではタイミングがいいのか悪いのか、
カラスがガァーッとまるでぼくたちを馬鹿にしたように頼りない声で鳴いた。
やれやれ、カラスにも馬鹿にされてしまうなんてよほど落ちぶれたものだ。
「お言葉ですが部長、先日の取引では先方も喜んでくださったことですし、
 社としてはこれ以上なくよい結果だったと私は思いますが」
公私混同をするな、ということを遠回しに言ったが、脳味噌のたりない部長にはどうも難しすぎたようだ。
まったく、貴重な朝の30分を水に流してしまった。
まるで下痢の時の水洗便所のように、意味もなく水を無駄にしたような、いわれのない脱力感を覚えた。


154 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/25 10:11 ID:xIpGppJw
僕は休みの間じゅうずっと自分の部屋のマッキントッシュコンピューターを
起動させていなかったので、このスレを読み終わったのは月曜日の9時42分頃の
会社のイイヤマコンピューターでのことだった。僕が好むと好まざるにかかわらず
2ちゃんねるはウィンドウズで見た方がチャーミングだ。アスキーアートなんか
マッキントッシュでは、まるで女子高校生を電話で買いホテルに連れ込む瞬間を
妻に押さえられたのと同じくらい救いようがない。だから僕は八頭身総合スレは
できる限り会社から見るようにしている。フーンの両親の哀しい話。モナ兄さん。
消化不良を起こしたような不機嫌な顔をしたアナウンサーがこの掲示板群のことを
便所の落書きと言った。けれど確実にそのなかには名スレも存在する。
彼が好むと好まざるにかかわらず。>>93の不器用そうな一言感想はひどく僕を
ゆるがせた。刈り入れされて積まれた牛の餌のような退屈な仕事に切り換えるには
充分すぎるほどに。僕の作文の感想が含まれていたからだ。


155 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/25 23:55 ID:???
久しぶりにまたまた勝手に感想。

>>126
サイゴガチガウ

>>128
クチョウガチガウ

>>130
テレビから紅茶までがもっと細かいほうが・・

>>134
それはムリなことだ   のあたりが少し違う

>>135
正確におこることだ  の比喩がいまいち

>>136
春樹らしいようならしさが無いような・・・

>>138
139が乾燥を言ってるので省略


156 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 00:05 ID:???
>>142
最後は無理やりっぽい
>>144
途中の「やれやれ」以外は似せているのか・・・?
>>148
ペンギンのあたりがありそう
>>149
市民プール行ってそう
>>150
へーそうか・・
>>151
三十路のおっさんという表現は春樹らしくない。
妻の言葉の敬語も違うが運転の楽しさが良くわかる。
>>153
内容が春樹ワールドではないがおもしろい
>>154
好むと好まざるにかかわらず  の使い方にむりあり

勝手に感想言ってるだけなのできにしないで。
     (おわり)


157 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 00:09 ID:7LmiChCE
最近の夫の一番の関心ごとは、異動で新しく部署にやってきた
女性社員のことらしい。背は167センチと高く、折れそうなほど
薄い体つきで独身。30歳。秋吉久美子を思わせる顔立ち・・・
「なんていうかさ、小悪魔的魅力っていうのかな?
生意気な口のききかたも、彼女には似合ってるんだよなあ。」と夫。
こあくまてき!子灰汁魔敵!!小悪魔的!!!な女。しかもまだ寝ていない。
もしかしたら寝ることになるかもしれない、心躍る存在。
かたや妻の私はいつもそこに確実にいる、薬にも毒にもならない存在。
半永久的に黙ってぶら下がっているリビングのカーテンか、玄関の足ふきマット
と、私。夫の目にはほとんど大差なく見えているだけなのかもしれない。
もはや、自分がみじめだとすら感じなかった。私は私自身にあまりに慣れすぎて
しまっているのだ。夫が出勤していった後、今日が不燃ゴミの日だったことを
思い出し、私はキッチンのシンク下に隠していた大量の酒瓶を捨てた。
テレビの中では朝から女性議員が政策秘書の給料をいくら払ったとか、払っていないとかで
彼女の進退問題にまで発展した、たいへんな騒ぎになっているようだった。
時計を見るとまだ9時30分をすこし過ぎたところだった。私にとっては朝の
9時30分も夜の9時30分もほとんど変わらない。ひとりで酒を飲み、テレビ
を眺めているだけだ。今は朝の9時30分なだけだった。
私はビールを飲み、ピーナッツを食べながら、その女性議員に少し同情した。
私に同情されても彼女は1ミリも癒されはしないだろうが。


158 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 05:23 ID:/Re3YOP6
age


159 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 05:47 ID:???
夫が出勤していった後、今日が不燃ゴミの日だったことを
思い出し、私は自分の中に隠していた「私」を捨てた。


160 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 08:10 ID:GptwHXP2
>157
春樹的とは思わないけど、なかなか魅力的。


161 名前: おさかな 投稿日: 02/03/26 09:29 ID:???
>>157

文才の無いヒマな主婦


162 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 13:17 ID:t9eqn2nE
一体全体、こんなスレがたっていいのかどうか、僕にはよく分からなかった。
そういうわけで、僕はひどく混乱してしまったし、本当のところ、いささかうんざりもしていた。
けれど、やっぱりそれは、極めて個人的な問題なのかもしれない。
でもなんと呼べばいいのだろう。
単なる書き込みというには、あまりにも簡単すぎる。
そこにはなにかとても複雑なものが隠されている気がする。
それは冬の午後の薄暗い部屋のように、僕の心を少しずつ冷やしていくのだ。


163 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 13:22 ID:t9eqn2nE
それは立派なスレだったと思う。
よく調べてあったし、正義感に溢れていた。でもトレンディーではなかった。
僕は1のタイトルのコピーをポケットに突っ込み、コーヒーをもう一杯飲んだ。
僕は1のことを考えた。生まれながらに失敗の影に覆われたあの不幸な
1のことを。1にこの時代を乗り切れるわけがなかったのだ。
「トレンディーじゃないんだ」と僕は声に出して言ってみた。
無意味で馬鹿馬鹿しい。どうかしてる。
もう2度と1にスレッドなんて建てる資格なんて無いんだ。


164 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 14:15 ID:eKXOc2DU
>162-163

見事!


165 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 20:55 ID:???
>>163
煽り用コピペに保存、と


166 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 21:02 ID:???
>157
160と同じ意見だが、春樹風ではないが文章が興味深い。
ぜひまた続きを書いてほしい。


167 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 21:05 ID:???
>162
なかなか春樹風

>163
なかなか春樹を消化してる感じ。

だがまたスレ立てる資格をくれ
BY1


168 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 21:22 ID:D1TFieeE
遅レスだけど>>135イイ!!
特に「あまった熱で・・・」のくだりがスキ。


169 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 21:30 ID:U7ebzJbI
>168
わたしも135けっこうすき。
続きが読みたい気分。


170 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 21:47 ID:???
参考までに
【ラウンジ(過去ログ)】村上春樹風に田代まさしを騙るスレ(335)
http://corn.2ch.net/entrance/kako/1008/10081/1008138756.html
↑田代祭りのときのスレ。確かスレの杜で紹介されてたと思う。

【一般書籍】こんな(村上)春樹はみたくない。
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1003718447/


171 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/26 22:21 ID:rMGhTFzA
>163
偶然だと思うが、昔、これと同じ文を書いたことあるよ。
司法試験板だったと思うけど。
ノルウェイの森だよね。


172 名前: ぐち(本音) 投稿日: 02/03/26 22:40 ID:kXrthGgo
今日の愚痴

窓に当たる霧雨の音がかすかに聞こえる。
それは雨の音のようでもあり、あるいは遠くの森で
木々を揺らす風の音にも聞こえた。
僕はどっと疲れている。
新年度が始まったばかりの会社で(ぼくの会社は
昨日から新年度体制になる。全くせっかちな会社だ)
慣れない人たちのなれない会話は知らない町の知らない映画のように
僕の心を素通りする。
それでいて一日が終わるとどっと疲れる。
ぼくはただ、パソコンに向かってあまり意味の無い書き込みを
する体力しか残っていなかった。


173 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/29 23:26 ID:wD35lKpQ
良スレage


174 名前:    投稿日: 02/03/29 23:48 ID:???
>172
「あるいは」にはあまり意味を持たせない方がいい。
「どっと疲れる」は春樹的ではない。
「慣れない人〜」の一文はイイ!

勝手に寸評・・・スマソ。


175 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/29 23:49 ID:J5mXuGck
雨はまだ降り続いていた。
おかげで汚れたシャツや下着をたっぷり飲みこんだ洗濯機は、
今日も働くことをまぬがれた。
彼はまだ帰ってこない。
もやもやした怒りが、あふれだしそうになり、
私は彼の飲み残しのビールに口をつけた。
昨夜のビールは、まったくあたりまえのように気が抜けていた。


176 名前:    投稿日: 02/03/30 00:01 ID:???
>175
オンナノコでも一人称は「僕」で、これ基本。


177 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 01:00 ID:???
えらそうに批評してるやつ、コテハンにしれ!
で、お前も何かかけよ(#゚Д゚)ゴルァ

---------------------------
頭の奥で誰かがそう叫んでいた。

僕は目を閉じ首を振り、頭の中をからっぽにした。

まぁいいさ。今に始まった事じゃない。

と僕は思う事にした。

時計の音が規則正しく鳴っていた。


178 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 01:13 ID:???
「歯磨きなんてロンドンの工場みたいなものよ」
彼女は右耳を触りながら言った。彼女はいらだつと右耳を触るのだ
でも彼女のそのしぐさはとてもかわいらしかったので僕はわざと彼女を怒らすことが
すくなからずあった
「あってもなくても一緒なの。ただやらなきゃ気分が悪いだけ」
やれやれ、なぜ彼女はいちいち歯磨きにたいしてこんな怒るんだ?
2002年、宇宙にはまだいけず、ジュースは硬貨一枚では買えない時代の話の始まり


179 名前: 177 投稿日: 02/03/30 01:37 ID:???
でも見てると突っ込み入れたくなるな。

僕はまるで生理中の猿のような気分になった。

そう、それは猫が「ねこじゃらし」に興味があるのと

同じくらい自然な感情なのだ。


180 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 07:51 ID:6C3Uh1iY
クッキーを食べさせろって、いったい何なんだ。
やれやれ。


181 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 11:11 ID:???
「風水って知ってる?」
彼女は唐突に聞いた。
「部屋を風水風にしようと思うの。」
「よくわからないな」
ぼくは頭が混乱した。
「部屋を風水風にっていうのは。」
「色々あるのよ。北には白い花。西には黄色いもの。南には・・」
「つまり君の言ってることをまとめると部屋のあちこちに色を使うということだろうか。」
「そうね。」彼女はテーブルの上のワイングラスにそっと手を触れた。
「あなたの人生はどんなものだったか話して。」
「平凡な町で生まれて、平凡な学校を出た。小さいときは無口で大人になると
退屈な大人になった。夏はビールを飲んで冬はウイスキーを飲む。」
「おもしろそうな人生だわ。でも風水はもっと人生を楽しくできるの。」


182 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 11:29 ID:???
ワラタ (゚д゚)ウマー


183 名前: 名無しさん 投稿日: 02/03/30 11:57 ID:tUbKevuM
みんな凄すぎるってば。ワラ


184 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 12:50 ID:???
>181
おもろい〜


185 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 13:01 ID:vYWJzySs
一言批評

>177
4行目の「と僕は思う事にした。」の「と」
がなんか違う。

「規則正しく」はうまい。


186 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 19:55 ID:???
>181
村上春樹あんま読んでないから似てる似てないの
判断は出来ないけど、
普通に読んでいて面白い。センス(・∀・)イイ!


187 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 20:35 ID:CaIQKVHE

勝手に一言批評
>178
すくなからずあった がもう一息。
たとえはありそう

>179
生理中の猿と猫のたとえは合ってない

>180
この言葉に同感


188 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 21:07 ID:???
(゚Д゚)ハァ?


189 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 21:23 ID:???
春樹の小説の本文を直接引用しても「ここの部分がなんか違う」
とか、知ったようにウンコ垂れそうなインチキ評論家がいそうだな・・・

言っておくが初めての書き込みです。
このスレは面白いけど、批評家は糞です。
その批評家を批評している漏れはもっと糞です。
って事はこのレスにレスつける奴は最強の糞と言う事になります。


190 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/30 21:37 ID:FP3qTOYU
最強の糞になってみたいNA!


191 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 02:01 ID:OLocmyLQ
>189
自分は文章書いたけど批評というかコメントつけてくれるのは
結構嬉しいこともある。ノーコメントより。


192 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 02:14 ID:???
ていうか批評ないとさびしい・・


193 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 09:15 ID:???
朝、目がさめてぼくはキッチンに座った。
鮮やかな太陽の光がテーブルを区切っていた。テーブルの上にはかれてしまった
ゼラニウムの鉢植えが乗っていた。誰かが道路に水をまいていた。アスファルト
道路に水をまく音がして、アスファルト道路に水をまく匂いがした。
ぼくは立ち上がって台所でコーヒー豆を挽き、トランジスタ・ラジオをつけた。
そして豆を挽き終わってから本当はアイス・ティーが飲みたかったと気づいた。
ぼくはいつも後になってからいろんな事を思い出す。
そのとき電話が鳴った。「手紙を預かってきたのです」
電話の相手は言った。「ぼくに?」
電話はいやに遠くおまけに混線していた。
「本当はわたし宛の手紙なんだけどあなたに当てたものではないかって気が
するんです。」
「そんな気がしたんですね。」
「そうです。」
しばらくぼくは黙っていた。


194 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 10:34 ID:???
やれやれ


195 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 11:02 ID:c2JMtfJM
今日は模様替えの日だ。
やれやれ一年に一度ほどやってくるこの模様替えの日がぼくは憂鬱だ。
部屋から家具を出して掃除をしてまた家具を並べ替える。
場所を変えて何の意味があるというのだ?
その後幾分か気分が変わるだけではないか!
・・・・・・・・・・
変わるだけではないか!


196 名前: 195 投稿日: 02/03/31 11:04 ID:c2JMtfJM
書き込んだら幾分意図と違ってしまった。
また挑戦。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  
なぜ点は縮まったのだ?


197 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 12:39 ID:UZtRvvCI
こりゃ。本当に面白い。人生が輝き始めたよ。


198 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 12:59 ID:eTz7gJ9Y
やれやれ、まったく。


199 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 13:27 ID:pQBdILk2
>196
今度は点が多すぎだよ。(W


200 名前: 200 投稿日: 02/03/31 13:35 ID:???
200


201 名前: 153 投稿日: 02/03/31 16:37 ID:0M3SJVk.
一体このスレの意図は何なのだろうか。
第一村上春樹などという人物はこのスレを読んで初めて知ったのだ。
つくづく自分は無知であると察した。
「あなた、掃除機をかけるからちょっとどいてくださいな」
「ああ」
この数秒のくだらない会話でぼくの思考回路は一時停止した。
VHSでいうならば、□が二つ並んだあのボタンを押したような状態だ。
しかし僕の思考回路はVHSよりはるかに劣るためそのボタンをもう一度押したからと言って
すぐに先程の記憶が蘇るわけではない。ええと、何を考えていたのだろう、

一体このスレの意図は何なのだろうか。
第一村上春樹などという人物はこのスレを読んで初めて知ったのだ。

ああそうだそうだ、それでぼくは

つくづく自分は無知であると察した。

んだった
「あなた、土曜日の地区の会合に出たときの話なんだけど」
またしても機能の悪い一時停止ボタンが押された。
「ああ」
「駅前の水仙、刈り取られることになったんですって」
「それは残念だ」
「ええ、私も残念でならないの、毎年楽しみにしていたのに」
「記念にいくつか球根を拝借して来てはどうだろうか?」
「それはいいわ、持って帰ってサルビアの横にでも植えようかしら?」
「そうだな、では早速出掛けようか」


202 名前: 153 投稿日: 02/03/31 16:43 ID:0M3SJVk.
ガーデニング用のスコップとバケツを探したが、
どうしてもバケツが見当たらなかった。
「こんなものがあったわ」
妻がくすくすと笑いながら近づいてきた。成る程、見た私も笑ってしまった。
十数年前まで娘が使っていた砂場用の小さなバケツを嬉しそうに妻がぶら下げていたのだった。
「ははは、それで十分じゃないか」
「そうね、じゃ出掛けましょうか」
いわれのないうれしさを感じた。何なのだろうか。娘はとっくに一人立ちしてしまい、
あのバケツは物置の中で長い時を過ごしてきた。それが見つかったうれしさなのだろうか?
それとも、妻と久しぶりに2人きりで散歩に出られたうれしさだろうか?
まあいい。うれしいのだから理由まで問いつめる必要もない。

その日は結局機能の悪い一時停止ボタンが再度押されることはなかった。


203 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 17:01 ID:QnDUmn8I
目が覚めると夕方の五時だった。
僕はほとんど一日が終わりかけているという絶望感とともに体を起き上がらせた。
やれやれ。
夕方の五時に起きたところで一体何ができるというのだろう?
せいぜい映画のレイトショーを見に行くことくらいだ。
そして部屋に戻ってきて、ビールを飲み干し、スパゲッティをゆでることくらいだ。
何の意味も持たない一日を過ごさなくてはならないという思いで、
僕は顔を洗い、歯を磨き、ひげを剃った。
そして部屋にカチャンと鍵をかけ、吉祥寺までの道を歩いた。
外はまだ太陽が沈んでしまう少し前で、
井の頭公園の桜の花びらの色はなかなか綺麗なものだった。
「まだ間に合うかもしれない」
僕はそう思った。
一体何に間に合うというのだ?
それは僕自身にも分からなかった。
とにかく、まだ間に合うのだ、という気持ちで、
僕はいつのまにか走り出していた。


204 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 21:09 ID:???
あげ


205 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 21:10 ID:???
hoge


206 名前: 翻訳お願いします 投稿日: 02/03/31 21:24 ID:ZAbZ.dAA
ADSLのためにLANボードをパソコンに入れた。
初めてあけた本体内部は死にそうにホコリだらけだった・・・。

その後CD-RWドライブの調子が悪いのは、増設作業中に何か
やってしまったんだろうか・・・。しょんぼり。


207 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 21:51 ID:Fmyw9KS.
nuzukasii


208 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/03/31 22:27 ID:xMWCnD2s
彼女が部屋を出て行ってから、僕はひどく混乱した。

なんだか、深い井戸の底に取り残された気分になった。

僕は、余計なことを考えないようにする為に、
市営プールに行き、毎日2キロを泳ぎつづけた。

そして、翻訳の仕事をキチンと片付けることに、集中した。

実際のところそうでもしなければ、
僕自身が誰であるのかも、わからなくなりそうだったのだ。

やれやれ、これも僕の人生なんだ。
そう、呟いてみた。
まあ、こういうのも悪くない。


209 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/01 07:45 ID:OUzVR39I
age


210 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/01 10:22 ID:pE94xDwo
僕は僕自身が先週からひどい便秘だったことを、彼女の媚びたしぐさで
フイに思い出してしまったのだ。どうせコーラックが効いてくるのは
眠りに落ちた頃だろう。いつもそうだ。期待する時間に来たためしがない。
それでまた僕はウンザリせずにはいられなくなるのだ。


211 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/01 11:51 ID:tm.e8pkk
僕はたぶん恋をしていたのだ、8つも下の若者相手に。
僕はいつもこういうことに気づくのにひどく時間がかかる。
僕らは宵越しのカラオケボックスで疲労と疲弊の末、
川の流れのようなキスをした。肩に回された手が
壮年期の熊のように大きく力強かった。
若者はしばし、春の花々をいとおしむように僕を見つめて
キレイだと言った。すごくキレイだから。怒ってる?
怒る。そう僕はそう言われて怒るべきだったのかもしれない。
表面では冷静にふるまったつもりでいて、僕はひどく混乱していた。
僕は君よりも8つも年上なんだよ。君はもっとしかるべき
相手にそのセリフを言うべきなんだ。
だけど、僕はたぶんこの先いったい誰からこんなセリフを言って
もらえるというのだ?言ってもらえて嬉しいと思うことが
正しいのか間違っているのか、僕にはわからなかった。
若者が今をおろしたてのスポンジのように物事を吸収し続ける
のに対して、僕はあまりにも失われ過ぎた。惨めと言ってもいいくらいだ。
僕はもう何も吸収できやしない。失い続けるだけなんだ。
そんなセリフ、僕には毒になりかねない。


212 名前: おさかなくわえた名無しさん@211 投稿日: 02/04/01 11:52 ID:tm.e8pkk
とにかく、僕らはそのようにして狭くて安物のソファの上で
二度キスをしたあと、4時30分に閉店のその店を出ると空はまだ真っ暗だった。
そのまま僕らは24時間営業のマクドナルドで始発を待って帰った。
僕が先に電車を降りるとき、僕は若者の頭を撫でてごめんねと言った。
若者はいとおしそうに微笑んで首を横に振った。
今になってみて、その一言は言うべきではなかったのかもしれないと思い始めている。
だが、僕はその場はそう言わずにはいられなかった。

僕 は 君 よ り も 8 つ も 年 上 な ん だ よ。

若者に言い聞かせるというよりは、僕自身に響かせるように。
やれやれ。ものの見事に毒は僕の身体の隅々にまるで封を切って
こぼした墨汁のようにしみこんでいた。
僕はいつもこういうことに気づくのにひどく時間がかかる。

---
すみません、投稿を分けました。
僕というのは実は私のことなのでヲンナです(w
春樹調は一人称「僕」が基本だそうなので(w


213 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/01 14:15 ID:myqcOBYc
ほもかとオモタ


214 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/01 18:56 ID:OUzVR39I
age


215 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/01 23:20 ID:IMesDwrU
>211-212

イイ!
かえって女性だと思うとちょっぴり切ない。
安物のソファ・マクドナルドで始発を待つ・年上の女・・・なんかイイ!
彼は18歳くらいだとさらにいいなあ〜。


216 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/02 20:24 ID:fqS8stUg
age


217 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/02 20:24 ID:fqS8stUg
age


218 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/03 22:05 ID:???
a


219 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/03 22:37 ID:3lcSRO6I
みなさんこんばんは。さて、今日僕はいったい何をしていたでしょう?
ヒント1:家の中ですること
ヒント2:家の外でもできること
でもね、家の外でやってできなくもないけど、やる人は
よほどのマニアだと思いますよ。少なくとも僕はしません。
(そういう方はねずみの耳垢のように細心の注意を払って
くださいね。さもないと捕まります。)
当たった人にはスパゲティ10年分・・・というのはウソなので
どうか本当に応募したりしないでください。では。


220 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/05 00:12 ID:???
ジドリノスミヤキ?
ぼくはすすで黒く焼けた物をじっと見た。もちろんそれは食べ物であり
(幾分レモンがかかってすっぱいのである。レモンというものは何にかけても
よく似合う)そしてそれはこの土地の名物だった。
そのジドリノスミヤキを食べながらビールをちびちびと飲んでいた。
「ジドリノスミヤキはどうですか?」店の人は笑顔で聞いた。
それは美味しいでしょうと言わんばかりの誇りに満ちた笑顔だった。
「悪くないね」
ぼくは3杯目のビールを飲みながら8切れ目のジドリノスミヤキを食べていた。


221 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/05 00:14 ID:???
だんだんグチじゃなくなってきてるよ(w


222 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/05 00:26 ID:hO.abbvA
>219

はあ?


223 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/05 15:26 ID:fqafk6j2
僕は思った。いまさらどうすればいいというのだ。

もう既に彼女はいないのだ。

あの日、僕にあの言葉を残して消えたのだ。

そう、消えてしまったのだ。

真夏の蒼い空の下で、こう言った。

「あなたは・・・・


224 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/05 16:14 ID:fqafk6j2
219逝きなさい。(w


225 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/05 17:02 ID:fqafk6j2
ageageageageageageageageageegaega


226 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/05 17:50 ID:7JXtvbrA
でも>219のけっこうソレっぽい感じ出てるとオモタ。
短編とかエッセイとかでたまにこんなんなかったっけ?
(あ、内容じゃなくてよ)


227 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/05 21:17 ID:w2Y8bPTE
どんどん春樹じゃなくなってきてると思われ。


228 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/05 21:44 ID:ammVGyy.
>226
「カンガルー通信」がこんな感じだったYO!


229 名前: iroha 投稿日: 02/04/05 23:08 ID:ABYtCpgM

僕は今、激しく後悔している。今、後悔していると言っても後悔はそれが過ぎた後に
しか出来ないわけだが、とにかく僕はとても後悔している。

今考えてみれば、僕は何故今日、九時から十一時の二時間という僕にとって、
最も自由で気楽な時間にあらゆる選択肢のなかからこの行動をを選んで
しまったのか、僕には解らない。自分でしたことなのに解らない。それが後悔というものなんだろう。

この映画、そう、このスピード2という映画は、僕にはあまりにも


230 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/05 23:24 ID:???
彼の話は長かった。
それはきり忘れたトカゲの尻尾のようであり春の日の
飛行機雲の途切れ途切れのようであった。とにかく彼は
よく話した。しかもその文章に終わりは無かった。次々に続いた。
ぼくは彼の斜めに動く唇と壁にかかってる何年か前から壁に貼ってある
壁紙の端のほうのゆがみを交互に見つづけながらどこでこの話を終わらせれば
一番自然かとタイミングを考えていた。
そのとき携帯電話が鳴った。それは天からの天使が降りてくるときの
賛美歌のようにぼくの胸に幸福に流れた。
とにかくここから立ち上がる理由が出来たのだ。


231 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/06 21:54 ID:R1xYW1aY
>>229
warata


232 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/08 16:47 ID:6BK5lnWU
age


233 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/09 13:08 ID:asWQdzVY
age


234 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/09 14:46 ID:D3/VaEwo
てか、223はいいのか?


235 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/10 22:15 ID:uF7GF2Zg
「お先に失礼します」
僕はそういうと事務所を後にした。
どうでも良い柄の安いスリッパを脱ぐと
無造作に置いてあるウエスタンブーツを履いた。
公園の端に停めた自転車にまたがり、僕は自宅へと向かう。

今夜のご飯はなんだろう。
僕にはもうスパゲティを茹でる気力もない。
ただ自転車を走らせる。
家にはきっと彼が買ってきた出来合いの弁当なんかがあるだろう。
何度か信号無視をしながら――どうせ車はたいして通らないのだから。
とにかく僕は早く家に帰りたかった。
食欲を満たしたいのだ。

自宅のマンションの数メートル前で、あることに気付いた。

 彼 の 車 が な い

彼は未だ帰ってきていない。
つまり、僕の食欲は満たされないのだ。
やれやれ・・・

僕はひどく混乱して、村上春樹の本はアンダーグラウンドしか持っていないのに
思わず書き込んでしまった。

ウエーン(;´д`)おとうちゃん早く帰ってこーい!


236 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/10 22:23 ID:???
ぼ、ぼ僕はち、ちち地図が好きなんだ!


237 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/10 22:33 ID:UjvulpCE
朝起きて、今、夜になったから寝る。
つまり、そういうことだ。
夜になったから、寝る。

パチン・・・・
   ・・・・・・・・スイッチOFF。


238 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/10 22:40 ID:iKMOVrY6
マスターはコーヒーカップを五つほど並べて上からやかんの湯を注いだ。
端から順々にすすいだ湯を捨てていきまた丁寧にお湯を注ぎ始めた。
湯気が立ち上る午後の喫茶店でカウンターに座りぼく達は話をしていた。
「つまり、電話が鳴ったのね。」
彼女は出されたコーヒーを少し引きよせた。
「あなの携帯電話はその時なったのね。」
「そうともいえるし違うともいえる。」
ぼくは湯気の中のマスターの動きを一つ一つ確かめるように
目で追いながら答えた。
彼女は飛びぬけて美人というわけでもないが、十分人目を引くくらいの
美人であった。彼女のマニキュアを塗った爪の先が少しイライラしたように
コーヒーカップを取っ手を触ったり離したりしていた。


239 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/10 23:09 ID:???
そのウサギはひどくおどおどしていた。
まるで何もしてないのに間違ってつかまった囚人のようだった。
耳をぴくぴく動かしおどおどと目であたりを見回した。
そんなウサギの姿を見て彼女はふっと笑った。
彼女はそういうタイプの女性だった。


240 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/11 20:26 ID:???

奈良県出身の夫の声が、やや関西なまりでぼくに呼びかけ
「ごはんはあるね?」と確認した。
午後8時前で、ぼくはもちろん2chをやっていた。頭の中は
台風の中の古びた新聞紙のようにいろんな情報が錯綜していた。
指先にはさっき打った「逝って良し」が記憶の残滓のように張り付いていたし
唇の端には夕食のミソスープがかすかに赤だしを主張していたように
すべての物事がようやく一段落したところだった。夫はもう一度その言葉を
口に登らせた。「ごはんなに?」
「ごはんない」私は答えた。まるで何マイルも先から自分の声が聞こえてきたようだった。

早く帰ってきてごはん食べるのならちゃんと電話いれてください。


241 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/11 23:58 ID:WYkeqbLM
その男と目が合いそのままきっかり30秒たった。
それは偶然だがぴったり30秒だった。礼儀正しい
感覚の後彼女はそのように表情を作ればいいかわからなくなっていた。
彼女はひどく混乱していた。表情を崩すのが正しいのかかたくななものが
正しいのか解らなかった。あるいはどちらも間違ってる気がした。


242 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/15 22:57 ID:pBj4jI4.
ぼくはTVが見たかった。今日の午後9時から新しく始まる
テレビ・ドラマが見たかった。でもそれは許してもらえなかった。
ぼくの前には書かれるのを待っている42枚の書類と
明日の朝早くにやらなければいけないいくつかの準備があった。
やれやれ。
ぼくはタバコに火をつけた。
いつもこうだ。見たいものはぼくは必ず見れない運命になっているのだ。


243 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/15 23:36 ID:U3tVZosw
昼食時に定食屋に彼と行った。
店は少しばかり混んでいた。
店にはなぜかバドワイザーのポスターが張ってあって流行歌が流れていた。
アルバイトの女の子が注文を取りにきて彼はハンバーグ定食。
私は肉じゃが定食を頼んだ。
食事がわれわれのテーブルに届くと彼は一口水を飲んで味噌汁をすすった。
そして食事が半分ぐらい済むと彼は別れ話を持ち出した。
食事の時にややこしい話は好きではないけれで私はそれを聞きながらじゃがいもを箸で突っついていた・
そのまま約40秒間の沈黙が流れ私はうなずいた。
そして食事が終わって彼はマルボロライトに火をつけた。
ふと、自分のつめ先を見ると少しマネキュアが剥れかかっていた。
彼と店を出ると「これからも友達でいよう」といって別れた。
私はそのまま2駅ほど歩いてコーヒーショップに入りコーヒーを頼んだ。
コーヒーをテーブルに置くと私はかばんの中からポーチと財布を取り出してトイレにいって化粧を直した。
ひどく顔色が悪かった。
席に戻り、コーヒーを飲みながらクールに火をつけた。

そして電話を見たら着信が残っていたので誰かと思うと出会い系業者だった。
やれやれ。


244 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/16 22:24 ID:peKVcPTU
>243
2行目 「少しばかり」 よい
4,5行目        いまいち
別れ話の描写      もっと工夫が必要
「ひどく顔色が悪かった」 よい

全体         工夫の余地アリ


245 名前: おさかなくわえた名無しさん@211 投稿日: 02/04/17 17:12 ID:fVm5wxPA
このままでは僕はどこへの行けない。
例え毒に侵されているのが僕だけだったとしても、
僕には確かめる必要があった。

若者とはあれ以来、二人で逢っていない。
一度だけ昼食を買いに行ったコンビニエンスストアでばったり会った。
若者は二日酔いだと言って飲み物を探していた。僕と目が会うと
やはり静かに微笑んだ。親密な感じがしたが、ただむくんでいただけ
かもしれない。ポカリがいいよと僕は教えてあげて、自分の買い物と
一緒に会計を済ませた。若者は店の外のガードレールに腰をかけて、
僕が出てくるのを待っていた。
二人で道路沿いの並木道を並んで会社まで、ゆっくり歩いて戻った。
気持ちのいい晴れ方をした午後だった。風がそよいでいて、僕たちを
撫でつけて通り過ぎた。もしもそこがオフィス街のなかの並木道なんか
じゃなくて夜の桜の咲く公園だったとしたら、僕らまた自然にキスをしただろうか。そんなことを感じさせるように
若者は僕を見て微笑んだ。僕もつられた微笑んだ。
僕らはこの時、確実に通じ合っていたと思う。この瞬間だけは
世界中の誰よりも身近で、産み落とした我が子を思うウミガメよりも
相手を思いやり合っていた。

だけど避けられているわけではないが、親密になったとも言えない。
なれるわけがないのだ。若者には若者の時間が流れ、僕には僕の
時間が流れていなければいけない。
僕はときどき、自分が若者よりも8つも年上ということを忘れる。
毒は確実に僕を侵し続ける。


246 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/17 17:17 ID:???
このスレ素敵〜。
後でゆっくり読もうっと。


247 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/17 19:14 ID:Vrdos4jg
今日オイルサーディーンを生まれて初めて食べたよ アゲ
あたしもこれからここをゆっくり読むのだ。


248 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/17 22:29 ID:L7gpCF2w
>245
あれ以来二人では会っていないといいながら二人で会ってるじゃないかい。

全体的な描写 春樹風ではあまり無い。
海がめの比喩 少しだけ努力の跡が見られる。
僕には僕の時間 ここはうまいかも


249 名前: 投稿日: 02/04/17 22:56 ID:???
僕は非常に丁寧にノートをめくった。
そして彼女の日記を一文字も見逃さないようにゆっくりと目で追った。

4月13日(土)今日は・・・

また同じところで僕の思考は止まった。見てはいけないものを見ている
罪悪感を感じるには、僕達はお互いを知りすぎていたし、
日記の内容が信じられないほど、僕は彼女を愛していたわけではない。
ただ思考が僕の意思とは別のところで -お腹をすかせたねじまき鳥が
怒ってレコードのコード引きちぎってしまったかのように-
思考が停止する。
ぱちん・・・・off.


250 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/17 23:06 ID:Z.WwoJJY
「お腹をすかせた」の前と、「のように」の後の線が短すぎ
1行目  「非常に」っていうかなあ。
2行目  「ゆっくりと目で追った」 なかなか


251 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/17 23:28 ID:???
どういうわけで彼らと知り合いになったのかは覚えていないが
そのとき僕は非常に明るいスキーずきの若者達と一緒にスキーに来ていた。
大抵の若者の集団がそうであるように半分はふざけるのが好きな若者であり
後の半分はふざけるのが大好きな若者だった。
僕はそういうところにいるのがあまり得意ではない。大体来るべきではなかったのだ。
一人でテラスに出てタバコに火をつけた。

森の木の間に赤色の物がちらりと見えた。
僕はそのときそれはあのクリーニングやのエプロンだという気がした。
彼もあるいはここに来たかったのかもしれない。でもそれは僕には関係ないことだ。
僕は部屋に帰り若者の集団の中から同じく抜け出して一人でいたユキという
女の子と性交をした。

朝、僕は帰りの準備をしていた。ボストン・バックのなかに下着と読みかけの
単行本を2冊、歯ブラシ、髭剃りをいれていた。
ふと何気なく顔を上げると窓の外には赤いエプロンのあのクリーニングやの店員が
忙しそうに歩き回っていた。


252 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/17 23:36 ID:lsfyBSnE
「それに僕は〜だったし〜だった。」
「ひどく〜していた。」
「〜するべきではなかったのだ。」
これだけで春樹調になるね。


253 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/18 00:23 ID:???
いくつかのレスが目に飛び込んで、僕はひどく動転して
村上春樹なんて読んだこともないのに入力モードをひらがなにした。

そして僕はちょっとマウスから手を離し、ハイネケンをいつものようにバカ丁寧に
グラスに移してから、夜中にふと目が覚めた時、すぐ隣にビーダマのようなクリク
リした目がじっとこっちを見ていた瞬間とか、このボロ家で起こった事をいちいち
思い出した。


254 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/18 00:55 ID:???
僕も就職活動をするべきなのかもしれないな、と
友人達の近況を聞きながら僕は思った。
でも僕には自分がスーツを着て働いている姿が想像できなかったし、
いまから就活するのは明らかに手遅れだった。
第一、僕は3年も大学にいて12単位しか取得していないのだ。
やれやれ、就職か、と僕は思った。
でも、まず卒業を先に済ませなくてはいけなかった。
物事には順序というものがある。
そして、大抵の場合、僕はいつも順序を見失うのだ。
中退、と僕は口に出して言ってみた。悪くない。
実際、それは悪い響きではなかった。「恋愛」や「存在」に通じるものがある。
ただ、甘酸っぱさも耐えがたい軽さもない、苦くて重いものであるという点では
違っていたのだけれど。


255 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/18 01:50 ID:9LOJjEh2
age


256 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/18 01:51 ID:oTmeXmcQ
今日の僕はどうにかしていた。
どれくらいどうにかしていたかというといつものようにやっている
他人の考えを予測することが出来ないくらいに。

気温があがり生暖かい風が吹き出すこの時期が僕は好きで苦手だ。

わけのわからない予感のようなものに僕の足元は揺らされてしまい、
物を一つ言うにもその揺れを感じながら言わなくてはならないことに
いらだだしさと微妙な浮遊感がつきまとうのだ。

友達と“僕が思っている”人に会っていてもふとした瞬間に
それはやって来て地震のさなかに何事もないように
会話をしている自分を思い、
彼女のきれいな頬を見つめながら、でも説明は出来ないと考えて
何事もないふりをする。

意味があったのかどうかわからない時間を今日も過ごした僕は
疲労感を味わいながらキーを叩く。

こうしてタイプする自分の指を見つめながらも“それ”は唐突に
無遠慮に、そしていつものようにやってきて
キーボードの配列を意味もなく見つめたりする。

時間の流れがおかしいのかもとも考えたが
それはあくまで僕の主観であるからやっぱり僕がおかしいのだと
考え、またタイプする。


257 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/18 02:03 ID:oTmeXmcQ
今日の僕はどうにかしていた。
どれくらいどうにかしていたかというといつものようにやっている
他人の考えを予測することが出来ないくらいに。

気温があがり生暖かい風が吹き出すこの時期が僕は好きで苦手だ。

わけのわからない予感のようなものに僕の足元は揺らされてしまい、
物を一つ言うにもその揺れを感じながら言わなくてはならないことに
いらだだしさと微妙な浮遊感がつきまとうのだ。

友達と“僕が思っている”人に会っていてもふとした瞬間に
それはやって来て地震のさなかに何事もないように
会話をしている自分を思い、
彼女のきれいな頬を見つめながら、でも説明は出来ないと考えて
何事もないふりをする。

意味があったのかどうかわからない時間を今日も過ごした僕は
疲労感を味わいながらキーを叩く。

こうしてタイプする自分の指を見つめながらも“それ”は唐突に
無遠慮に、そしていつものようにやってきて
キーボードの配列を意味もなく見つめたりする。

時間の流れがおかしいのかもとも考えたが
それはあくまで僕の主観であるからやっぱり僕がおかしいのだと
考え、またタイプする。


258 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/18 11:03 ID:???
なんだい、このスレの連中は、
みんないい人生送っているんだなぁ。
鬱。


259 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/18 23:17 ID:???
>258
春奇風に書くと何とも無いことがひどくハードボイルドに感じられる。
そこには特別なものはあるいは無いのかもしれない。「書く」行為によって
それは何か特別なもののようなーー形而上的に言うとワンランク上のーー
ものに感じられるのだ。ただの日常を長い比喩と詳しい説明とほんの一握りの
フィクションを加えることによって。


260 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/19 00:29 ID:tmr4qEOw
それは奇妙な感覚だった。
自分があるひとつの存在として他人の物語に取り込まれている。
物語は必然だ。それが特別な意味を持たない日の記録だとしても特別な意味を持つ回顧だとしても。
自分はその存在自体が何か重大な意味を持っているかのように他人の物語に登場していた。
それが虚像であるか実像であるかもう僕にはわからない。
「全部本当のあなたよ。だけど全部嘘とも言えるわね。つまり世の中どっちにでもとれるようなことばかりだってことよ。」
だけどすべての人間はすべての事象について意味を持たせたがる。
それは259の言うようにただの日常を長い比喩と詳しい説明とほんの一握りの フィクションを加えることによって。
しかし今こうしている僕はひどく混乱している。
僕と彼女と他人。それぞれの立場が同じくらいだけ少しずつ入れ替わっていた。
本当は253と僕しかいない物語のはずだった。
僕は一人称を僕にするためにこんな面倒なことを始めたのだった。
やれやれだ。


261 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/19 00:45 ID:???
━━━━━阪神大震災は笑えた!
死者1000人ごとにカウントしてたのってオレだけ?
(よっしゃー2000人突破!よーし次は3000人突破
しろーって)
でも結局は6000人しか死んでねえんだよね。全然、騒
ぐほどじゃないし。
阪神大震災は笑えた。まじで
ニュースで知って、手を叩いてわらったなぁ。
おまえらが震災にあってる間、家でみかん食ってた
アホだなーこいつらって思いながら
わざわざ神戸まで行って記念撮影しようかと思ったよ。
でも阪神大震災のおかげで何かしらの利益を得た人だって
いる訳だし、結果的には良かったんじゃないかな。
たしか知事や市長が自衛隊の救援要請を渋っていたけどさ、
あそこらへんって部落が多いからそのまま全滅させたかっ
たんだよね。
今でも仮設住宅に住んでるやつがいるらしいけど、
せこいんだよ!俺らの税金なんだよね。むかつく。
ところで震災直後はあいつらってトイレどうしてたの?
もしかして野グソ?汚ねぇなぁー。
どちらにしろヘリからの映像はまさに温泉町のようで壮観
だった!
気持ちの良い夕刻でした


262 名前: 211&245 投稿日: 02/04/19 14:50 ID:cJiE0RyM
>213
自分でもカキコしたあと思いました(笑)

>215
感想ありがとうございました。しばらく串規制のせいでレスがつけられなかった
んです。遅レスですみません。さすがに相手はそこまで若くないです(笑)

>248
感想ありがとうございました。春樹風味は難しいです。努力します。
245のカキコは全部一回だけ会ったときのことです。
実際フロアも所属も違うので、顔は滅多に合わせません。
貴重な一瞬でした。

わけあってここでしか吐き出せるところがないので、書き込んだ時は
おつきあいいただきたいと思います。


263 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/21 02:03 ID:5MaMQQGA
今日の昼彼女は言った
「疲れたの、インスタントコーヒーみたいな形だけの仕事やら、
人間関係やらに」
彼女は続ける、多分喋り止めたらインスタントコーヒーの魔物に
囚われてしまうのだろう。
「私は疲れているの、ほんとうに」
僕はめんどくさいからにこにこしていた、彼女の前では反論すること
は正しくない。たとえそこで正論が思い浮かんでも世の中は正論より
もいかにその場を円く収めるか、の方が重要な意味を持つ事だってある。
「だからいいでしょ?明日の仕事場の大掃除を休んだって、貴方と
一緒に一日休んでいたいのよ、それが私にとって一番大切なことなの、
分かる?」
彼女の言い分はわかる、けど、僕は納得がいかない。
皆でする掃除は責任が重いのだ。それは参加しなければいけないことなのだ。
けれど、何を言えば納得してくれるのか、わからなかった。
だから僕は今日もバーに行き一人酒を飲むのだ。
納得できない気持ちをアルコールで薄め、理不尽な怒りをダーツに託す。
そろそろダーツが怒りで真っ赤になりそうだ。やれやれ。


264 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/22 16:21 ID:UJRbn0Lc
「あなたはあなたの好きなようにすればいいわ、私はもう疲れたの。
精神的にね。そして、それはあなたといる限り癒されることはないわ。
わかるでしょう?あなたのことは好き。
でも、それだけではヒトは生きていけないのよ。」
僕は彼女のヒトという言葉に酷く混乱した。
僕にはヒトというものはどこかの偉い威張り腐った教授と呼ばれる
部類が使う言葉だと思っていた。
しかし、僕の目の前には威張り腐った教授ではなく僕が愛した彼女だった。
「ねえ、聞いてるの?」彼女は言った。


265 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/22 16:23 ID:UJRbn0Lc
223→264


266 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/25 23:52 ID:k6Fc33eQ
どらえもんの主題歌の歌詞を春樹風にしてください。
一生のお願いです


267 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/26 09:42 ID:1m5HvrDE
クールになりたいと思っている。

僕はいつも何かを空想し、それを達成することが僕の使命であり、義務であると考えている。

そんな風に僕は様々な夢をもっている(その大半は無価値な、意味のない空想だが)。

それを全てかなえてくれるらしい、本当かい?信じられないな。

不思議な、いうなれば知らぬ間に増えて体を蝕むウィルスのように
(彼等はなぜ自分が生きるために宿主を殺すのか?宿主を殺したら
君達も死んでしまうんだぜ。)不思議なポケットを使ってかなえてくれるらしい。

「時々考えるんだ、空を自由に飛べたらどんなに素敵か。
多分僕は地に足をつけて活動する類の生物ではなかったんだ。
空にはきっと僕自身が僕自身を許せる場所があるんだ。ただ感じるんだよ。」

「月に戻りなさい、君」

そんな・君が・好きだ。

…さん。

266さんの意にそぐわないかもしれませんが、とりあえず考えてみました。


268 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/26 22:29 ID:Sk6iaZPs
>266

あるいはあのようなことが出来たとしたら・・・僕は考えた。
悪くない。もし今、出来たとしたらいいと思うこと
ーーそれは形而上学的に言うと「夢」と呼ばれているものかもしれないーー
が仮にたくさんあるとしよう。それらのものをかなえることができる存在
は、具体的に言うと不思議なポッケ的存在はあるのだろうか。
僕の頭はひどく混乱した。
整理して考えよう。
もし空を自由に飛びたかったとする。それは鳥のようにかも知れないし
飛行機のようにかもしれない。それはここでは関係ないものだ。
「タケコプターなんてどう?」
突然背後から声がした。
振り向くとそこには青くて丸い猫形のロボットがいた。
僕はすくなからずその猫型のものに好感を持った。
そしてよく見るとそこには不思議なポッケがついていたのだ!!


269 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/26 22:40 ID:D9YQ8eN6
ワラタ


270 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/26 22:41 ID:???
>>266
男と女は、銀座のとあるバーで飲んでいた。
「このようなこと、それにあのようなことは以前からできた方がいいのではないかと思っていた。」
「それだけなの?嘘、あんな夢も、こんな夢もいっぱいあるってこと、知ってるのよ。」
女は少し興奮した様子で男に詰め寄った。
「いいや、しかしみんなみんな全てのことはあいつが叶えてくれることになっているんだ。
 すまない。」
そう言うと男は水割りをぐっと煽った。
「どうして!?あの不思議なポッケの事をまだ信じているの?」
「ああ、信じているさ。たとえば、ほら、あの空。空を自由に飛んでみたいんだ。」
店のマスターが無愛想にカクテルを差し出した。
「ハイ、タケコプター。」
男は女に出されたカクテルを差し出した。女は「いらない」とでもいうように首を軽く横に振った。
その時、ある外国人グループが店に入ってきた。
「アン!ヘイ、アン!アン、カモン!」
などとうるさく騒ぎ立てるので、男女は軽いストレスがたまった。
「ワターシ、トッテモダイスキデース」
うるさくてたまらないので、男はマスターにテレビをつけるよう
「マスター、今テレビ何やってますか?」
男が無愛想にテレビのスイッチを入れた。
「・・・ドラえもん・・・」


271 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/27 01:53 ID:7LYdV.r.
201をゲットすることに何の意味があるというのか。
ふと1000だか10000だかをゲットできなかった“かれ”の
ことが頭をよぎった。


272 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/27 01:56 ID:7LYdV.r.
>201だとばかり思って過ごしてきた意味が
まったくなかったことにやっと気付いた僕は変な興奮と同様の混じった
ため息を自分のためにひとつついて見た。
ふぅ・・。


273 名前: sage 投稿日: 02/04/27 02:43 ID:wJC2i/6M
僕なんか夜も10時を過ぎるとミコノス島の
修道院の門のように二つの目蓋が固く閉じて
しまってどうしようもなくなるのだけれど。

本当に水丸画伯のワイルドさには参ってしまった。


274 名前: 名無し草 投稿日: 02/04/27 21:41 ID:???
やっと姉に電話がつながったのは、コンビニを出てからだった。
小銭しか持ってなかった私は、マガジンとサンデーを斜め読みし
レジが込んでいたため、煙草もかわずに店を出た。
どうしても姉に連絡をとらなければならず、ここ三日ほどの間に、電話を頻繁にかけていた。
初め彼女は誰だか分からなかったようだ。
私が名前を名乗ると、間違いだと思いますといった。
無理もない、私が直接電話番号を聞いたことはないし、会話する事自体、二年も行ってなかった。
最後に姉としゃべったのは、祖父の葬式ではなかっただろうか。
久しぶりの姉弟の会話は、ぎこちなく
敬語と方言の混ぜ合わさった、奇妙なものだった。
もし私が連絡を取ろうと思わなければこのまま会話を交わすことなく
それぞれの人生を歩んでいたのではないかと思うほど
私と姉の関係は、希薄なものだった。
私の頼み事は、なかば断られる事を覚悟したものだったが、
彼女はあっさりそれを了承した。
少し毒気を抜かれたような感覚に陥りながらも
私は感謝の言葉をぎこちなくいった。
それだけだった。
体の調子や仕事の事などの話をするわけでもなかった。
切った後、私は奇妙な感覚に陥りながら
姉弟がいるという事を、久しぶりに実感していた。

文章ヘタですね(^^;
まねして書いてみようと思ったけど
似たような言葉の繰り返しになってしまった。
いや、本当に二年ぶりだったんで、書いてみたくなっちゃって・・・


275 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/28 00:44 ID:h.1Aw.tY
みなさんの文章、とても面白いです。
村上風だったり、ときどきオースター(柴田訳バージョン)っぽかったり。
日本語っていいなあ。


276 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/28 20:40 ID:???
>268
イイネ
>274
一人称は基本的に僕がいいのかもYO


277 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/28 21:09 ID:???
やれやれ
今日も1日が死んでいこうとしているのだ

一 体 何 を し て い る の だ ?


278 名前: 266 投稿日: 02/04/29 00:54 ID:hX4M5WNA
うわ!ほんとにやってくれた人がいる!
すげーうれしい!感想はまた後で書きます


279 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/29 12:03 ID:???
僕の家はワラブキ屋根で、夏になるとたくさんの昆虫や不思議な種類の鳥達が
あつまってくる。
僕が夏があまり好きではないのは、この家で育ったせいかもしれない。
ある夏の暑い日、僕は汗をかきながら、妹と一緒にバナナダイキリのグラスを
ちびりちびりとかたむけていた。(彼女はバナナダイキリがとても好きなのだ)
普通の家庭の、普通の兄弟がそうであるように、僕らも普通に
静かに会話していた。 「ところで、、あれは誰かしら?」
彼女が少し緊張した声で言った。
僕は土壁にうまくはまった窓ガラスから、ゆらゆらと熱さで陽炎が
立ち上る外に目を向けてみた。
そこにはまるで物語から抜け出してきたサンタクロースが、まるで
とても静かなダンスホールにいるかのように、とても涼しげに踊っていた。
彼は赤いエプロンをしていた。


280 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/29 12:11 ID:???
目を覚ますと顔を洗い、髭を丁寧に剃ってから
綺麗に歯を磨き僕は買物に出かけた。


281 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/29 12:16 ID:R9N7idRA
>280

何でもないけどコレ最強。


282 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 02/04/29 15:28 ID:FORt2KG.
ふと画面から目を逸らすと、僕はしぃんと静まり返った(どちらかというとそれは
僕にナチの虐殺がひととおり終わった後の収容所を連想させる)事務室をぐるりと
見渡した。
 そこには僕と、いつもの様に『そんなこと分かってるんだから』とでもいいたげに
そ知らぬ顔で静まりかえっている電話機を除いては誰もいなかった。

 やれやれだ。僕は今日36回目のため息をついた。

 なんだって僕は政府がすることにしちゃやけに気の利いている施策によって決定
された三連休の、マルハナバチがぶんぶんと気分良く空を飛んでてもおかしくない
こんな天気の日に一人でこんなろくでもない仕事をしているんだ?

 『それはお前のせいだよ。』マルハナバチが僕に向かって囁いた。
 『こんなところで引継ぎ作業してるのも、お前がはじき出されてよその部署に行く
  羽目になったせいさ。誰のせいでもないよ。』ぶんぶんぶん。


283 名前: 211and245 投稿日: 02/04/30 18:32 ID:???
金がないはずの若者は4月のある晴れた日曜日の夜に、女子高校生を呼びだして
彼の友人を含む4人でドライブをし、日付を一時間ほど超えた時点で女子高校生を
家まで送り届けた。おまけにその女子高校生は僕の上司の娘で、とりわけ上司が
家族のなかで可愛がっている存在だった。僕がそのような若者の所業を聞いたのは、
明くる日の上司の入院先の病院のカフェテリアでチョコレートパフェを食べ終わって
一息ついていたところだった。

僕は身体の奥からわき上がってくる熱い嫉妬(女子高校生と僕の年齢の間にちょうど
若者は位置していた)を理性で抑えるのがやっとで、おかげで不自然は笑い声を
上げざる得なかった。そんな僕を見て上司は、僕が若者に恋をしているのではと
勘ぐっただろう。僕は努めて冷静に言葉を選んで口にした。
「お嬢さんはまだ、高校生で未成年なんです。責任能力もないし親御さんのお金で
生きている存在です。こんなことは誰もが分かり切っていることです。なのに彼は
部長が入院中の家庭からお嬢さんを連れ回したのです。奥様がお怒りになるのも
当たり前です。例え彼がお嬢さんとおつき合いしている関係であっても、年長者
として、社会人として、間違っている行為だと思います。」


284 名前: 211and245 投稿日: 02/04/30 18:33 ID:???
「それはそうだ。だけども、娘ももう高校生で、いくら俺が注意して怒った
ところでオトコと夜遊びに行きたいって飛び出して行ったら、いくら俺でも
止めることはできないんだよ。何かあったとしても、本人が身をもって解らなければ
俺が口でいくらその危険性を解いたところで、なにも意味を持たないんだよ。」
上司は一口水を飲むと、新しい煙草に火をつけた。
「あくまでこれは俺だけの考えで、俺の女房やキミが怒るのも常識として理解できる。
怒って当たり前だと思っている。年長者としての配慮にかけた行動だ。
だけど、それでも俺はあの若者をかなり買っているし、バカではないと思ってる。
女房がきっちり娘に対しては叱った。それだけで俺は充分だ。なんでも身をもって
わからなきゃ、なにも身につきゃしないんだよ。」

そうじゃない、そうじゃないんだ。僕は心の中で繰り返した。
上司は知らない。僕が本当は若者の非常識な行動で怒っているというよりも、
女の子を呼ぼうというシチュエーションで自分が呼ばれなかったこと
に対してだということを。
僕は若者に何も言われていないし、僕から若者に何かを言ってもいなかった。
当然だけれども、僕の嫉妬は間違っている。


285 名前: 211and245 投稿日: 02/04/30